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2009年5月10日 (日)

ふじみ野の商業振興の謎 (その3)

 次に「ふじみ野市内」の状況を概観しますが、ふじみ野市には「ふじみ野市総合振興計画」という物がありますので、これをまず参考にしたいと思います。この計画には、現在から向こう3年分について定める「3か年実施計画」という付いていますので、これを読みますと市役所がどんな物に対して予算措置をしようとしているのか、おおまかにわかります。(実際には市議会での議決が必要で、この通りになるとは限らないと思うのですが。)

 ふじみ野市総合振興計画
http://www.city.fujimino.saitama.jp/fujiminoplan/sougousinkoukeikaku/sougousinkoukeikaku.html

 全体的な流れなのですが、ふじみ野市内には「土木・建設業者」が比較的多いためか、建設関係(ハコモノ関係)が目立つような気がします。「商業振興」のようなソフト面での施策は、あまり重点が置かれていないように見えます。3か年計画の19ページ付近に関連する数字が少し出ているのですが、ショボい金額だなと思います。これですと、ソフト的な施策は殆ど何も実施しませんと宣言しているようにも見えるのですが。

 アウトレットモール・リズムに関連した対応などは急を要すると思うのですが、こういった実施計画を見る限りでは、やはり市としては積極的に手出しをする考えは無いように見えます。(市役所でも困っている状態のように見えるのですが。)

 全体的に私がふじみ野市に対して持っている印象なのですが、土地区画整理組合から折角立派なハード・インフラを引き継いでも、それらを正常な状態に保つためのメンテナンス、あるいはソフト面での適切な運営、あるいは土地区画整理事業が終了した後の土地活用や商工業の振興といった政策に問題が有るように感じております。

 何となくですが、小規模地方自治体の限界点を見たような気がしました(人材や専門的なノウハウの蓄積といった点で)。東上沿線一般の傾向だと思うのですが、どうして沿線にこんなに多数の「ミニ自治体」が並んでいるのか、不思議なのです。ふじみ野市の場合でも、人口はせいぜい10万人程度です。相当な数の地方自治体がまとまらないと、「さいたま市」や「川口市」のような都市規模にはならないと思います。

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