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2009年5月18日 (月)

自宅のデスクトップPCのHDD交換作業

 地域ネタからは外れますが、自宅でこんな作業をしましたので、何かの参考になるかも知れませんので、記事としてまとめました。

 HDDの老朽化の影響だと思うのですが、WD社のHDDのS.M.A.R.T.情報(HDDのエラー状態監視をするための情報)が読めなくなり、これは故障しかかっていると考えて交換を決断しました。ただしPCが相当古い(既に経営破綻している)アキア社の製品で、今はあまり一般的ではないIDEドライブなので、どうするか少し思案をした訳です。

 PCの型番は、アキアの MicroBook Giga GM515/170-DR という物です。

http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010911/akia.htm

 2001年発売の製品で、自分でも随分古いPCを使い続けているな、と思うのですが(汗)。

 PCのBIOSは、いわゆる「Big Drive」対応(IDEで137GB以上のHDD容量をサポートするための方式)になっておらず、キリの良い数字の120GBまでの製品で交換用HDDを探しました。バルク品でも良かったのですが、今回は「バッファロー HD-H120FB/M」を採用しました。(購入した価格は、PCデポふじみ野店で、9,970円でした。)

http://buffalo.jp/products/catalog/item/h/hd-hfb_m/

 物理的な交換ですが、このPCでは1台目のドライブベイはHDDが物凄く外し難い場所にありますので、2台目のドライブベイに新しいHDDを装着し、1台目は電源とIDEのケーブルを抜いてしまって、「隠居」の状態にしました。新しいHDDに万一何かあった場合には、「隠居」のHDDからデータを救いたいので、当面はこのままにします。

 引越しソフトは、バッファローが添付品として付けている物でも良かったのですが、今回は EASEUS Disk Copy 2.3 を使いました。

http://www.easeus.com/disk-copy/

 これはフォーマット、パーティション、OS、データ等、何から何までセクター単位で丸コピーするソフトで、今回のような交換作業では非常に適しておりました。ダウンロードはISO形式で配布されていますので、ISO形式に対応したライティング・ソフトでCD-Rを作成し、BIOS設定を見てCDドライブからブート可能である事も確認しておく必要があります。ライティング・ソフトは、今回は Express Burn V4.26 (トライアル版) を使いました。

http://www.nch.com.au/burn/

 バッファローの添付品ソフトは、今後何か別の作業をする時のために、保管しておく事とします。次回以降は、添付品ソフトは購入不要になるので、バルクのHDD購入でも大丈夫になると思われます(ハード品質に問題が無ければ)。

 コピー作業は、このソフトを使った場合には、100GBで5時間程度かかりました。休日などで、十分に時間が有る時に作業をする必要が有ります。バッド・ブロックが16個発見されたのですが、今のところはPCは問題無く動作しています。(将来、何か問題に遭遇するかも知れません。)

 ちょっと驚きがあったのは、メーカーの型番ですとディスク本体は120GBの筈だったのですが、製品の箱を開けてみますと何故か160GBのHDDが入っていました。差の40GBは意味不明だったので販売店にも照会をしたのですが、結局は「そのまま使って良い。」という話になりました。ただし、前述の通りBIOSによる制限で、120GBまでしか使えないのですが。デバイスマネージャーで見たHDDの型番は、下記の通りです。

    WDC WD1600AAJB-00J3A0

 これは、どう考えましても160GBの型番ですよね?

 新しいHDDは、「シーク音」も「スピンドル音」も静かになったのが印象的で、こんな所にも地道な技術進歩が有るのですね。驚きました。

 OSは Windows 2000 Professional SP4 なのですが、アクティベーション等の厄介な問題も無く、そのままでHDDの引越作業が完了しました。

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