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2009年6月22日 (月)

大型書店 (その2)

 書店業界なのですが、取次会社を含む独特な流通の仕組みがあって、商品には「委託」「責任販売制」「買取り」などの仕組みが有るようですね。一般の商品ですと「買取り」が主流で、売価も自由に小売店が決定できると思うのですが、本の場合にはそうではないようです。

 このあたりの事情を説明したブログ記事で、下記のような物を見かけました。AA(アスキーアート)がいささかうざったいのですが、ご了承下さい。

http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080608/1212929458
http://d.hatena.ne.jp/kongou_ae/20080610/1213103641

 あと、朝日でこんな記事も見かけました。(新聞社なので、期間限定掲載だと思います。)

http://www.asahi.com/national/update/0622/TKY200906210201.html

 書店がそう簡単には返品できない仕組みが出来ると思うのですが、書店にしてみれば「経営リスク」が増加する事になりますね。情報化を進める事が困難な個人経営の書店が不利になり、大型チェーンの書店が有利になりそうですが。

 異業種からの書店への参入である「TSUTAYA」の場合ですが、同社の場合には「買取り」をメインで考えているのかも知れませんね。CDやDVDの販売の場合には昔から「買取り」方式になっていますので、その場合の経験に裏打ちされた自信の表れかも知れません。「買取り」にする代わりに仕切り率を良くしてもらうように取次ぎと特別な交渉をするとか、色々な事を考えうると思います。

 「東武ブックス」の場合には、どんな戦略を採用するのでしょうか。まだ十分な情報が無いのですが、東武のエキナカや駅近のビジネスの場合、他社との競争でズルズルを負けて撤退といった事例も有ったので(ふじみ野駅にもあった、「東武ドラッグ」とか「銀座花」とかがそんな事例だと思うのですが)、書店の場合には本当に大丈夫なのか、個人的には気がかりです。思い切ってTSUTAYAに書店部分もやらせた方が良いかも知れないのですが、大規模小売店舗立地法による公告を見る限りでは、おそらくそのようにはならないでしょうね。

http://www.pref.saitama.lg.jp/A07/BE00/daiten/kenpo/hujiminohigasiguchiekibiru/210106.htm

 このような動きが広まると、本を扱っている「倉庫業」「運送業」などにも影響が広がって来ると思います。そもそも在庫管理の精度が向上する方向を目指すのですから、過大な数の倉庫を建設する必要は無くなると思います。無料化される富士見川越有料道路に沿って流通倉庫がズラリと並ぶかも知れないと思っていたのですが、書籍に関してはそうならないかも知れないです。トラックの走行を減らし、エコを追求という事も有りますし。

 いわゆる「ロングテール」の需要の場合には、書店には必要な本が並ばない可能性がだんだん高まっていると思います。超大型書店やネット書店(アマゾン等)が有利な状況かも知れないです。小売店には、売れない本をいつまでも棚に並べておく訳には行かないという事情が有るのですし。

 私がリアル店舗の書店で何度も感じた不便さは「目的とする書籍の在庫が無い」「店舗が巨大すぎて、目的とする書籍が何所に置いてあるのかわからない」といった事で、目的とする書籍を求めて「書店のはしご」をした経験も何度かあります。ネット書店ではこのような不便さは無いので、書店の側ではさらに情報化を進めて、目的とする書籍がどの店舗に有るのか、インターネットでリアルタイムで見えるようにしてもらえればベターかな?と思っています。ネット書店には「送料負担がある」という欠点も有るのですし、リアル店舗とネット書店の「良い所取り」が必要だろうと私は思いました。「立ち読み」というのも、リアル店舗ならではの利用方法ですし。

 時々話題になる「ブックオフコーポレーション」について、下記のような記事も発見しております。案外、このあたりが業界の本音なのだろうと私は思っています。とりあえず、本の購入者、読者は「蚊帳の外」に置かれたような話だろうと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090606-00000558-san-bus_all

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