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2009年7月 5日 (日)

大都市交通センサス

 首都圏在住者が、毎日どこを目指して移動しているかを概観するには、やはり「大都市交通センサス」の報告書が役立つと思います。もちろん「道路交通」という物もありますが、過密な首都圏では「鉄道輸送」がかなりの比重を占めますので、まず「大都市交通センサス」を見るという訳です。下記に最新(第10回)の報告書が掲載されています。

http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kotu_census10/daitosikoutuusennsasu.html

 結果は詳細に見なくてもおおまかな予測がつくと思うのですが、多くの人は依然として「東京23区」に向かっていると思います。ふじみ野は単なる通過点、もしくはベッドタウンであって、多くの人にとりましては最終目的地ではないという訳です。

 国の方針で建設された「さいたま新都心」ですらまだ十分なパワーを発揮できておらず、多くの人は現在でも東京23区を目指していると思います。最近では世界的な不況を背景として民間企業の事業所が東京23区などに集約される傾向があり、「さいたま新都心」の立場というのはなかなか微妙な点が有ると私は思っています。まして、ふじみ野の立場というのは眼にも止まらないというのが実態なのであろうと思います。客観的に考えますと「ふじみ野と さいたま新都心の直結ルート」というのは交通需要が存在しないと思うのですが、あえて建設するのであれば「交通需要創設型」という戦略的・政策的な位置づけになるのだろうと思います。そういった事は、過去データをいくら見ても読み取る事ができず、まさに未来の企画、予測問題、街の設計という事になっていると思います。

 個人的には、将来も東京23区に向かう放射状の流れだけで良いのか?環状方向の移動をどう考えるのか?といった点が気になりますが。埼玉県の県庁所在地である「さいたま市」の立場も微妙だと思っております。

 JR武蔵野線の場合には、従来は「新三郷駅」付近の乗客数が最も少なくて空いていたのですが、つくばエクスプレスの開業、新三郷駅付近の都市開発などにより、今後数年間ですっかり様子が変化してしまうであろうと私は予測しています。中間駅の開設も、数多く予定されているようですし。

 将来の交通流動調査なのですが、昨今ではSuicaやPASMOの機能を使えそうなので、リアルタイム調査すら可能になるかも知れませんね。曜日別、時間帯別など、細かい分析も可能になりそうです。自動車の場合には「ETC車載器」などを利用できそうです。まさにIT社会です。

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