ふじみ野は安全都市か?
毎年1月17日や防災の日の時期になりますとこれが気になりますので、取り上げます。
*前提条件として私が神戸出身だという事があり、防災・安全問題、リスク対策は特に気になる訳です。
ふじみ野エリアなのですが、ふじみ野駅周辺については土地区画整理事業がほぼ完成し、道路や公園が広く、建物も比較的新しい物が多いので、物理的な安全性は比較的高い場所だと思っています。しかし「社会的な安全性」については、どうなのでしょうか。
たとえば「ふじみ野市の市民プール事故」の場合、前市長は結局のところ責任の取り方があやふやなままで幕引きになりましたし、どうも行政が「本気で市民生活を守る」気が有るのか、かなり気がかりな訳です。たとえば、学校の耐震補強工事、個人住宅に対する耐震補強工事の資金補助や技術指導などは、たとえ国の予算がカットされても削る事ができない予算分野だと私は思うのです。地方公共団体の「貯金」が少ないと、このような施策が出来ないので、私は問題だと思っています。
あと「ソフト面」の対応がどうなっているのか依然として不明のままで、「埼玉都民」が多いという当地の現状において、もし本当に当地が「火だるま」になるような事態になった場合に、住民が最後まで地元の面倒を見られるのか、それとも地元には見切りをつけてさっさと他所に転居してしまうのか、「郷土愛」といった事は良くわからない点が有ります。神戸の場合、他都市に転居してそのまま神戸に帰って来ない事例がかなりあったと見聞しています。住宅の再建が資金的に大変であるとか、仕事の問題など、色々と有ると見聞しています。自然災害は、地域社会まで破壊してしまう訳ですね。
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コメント
本日は、例の阪神・淡路大震災から15年の節目の日になる訳です。長いような、短いような年数だと思います。神戸・三宮(中央区)の東遊園地(都市公園)では、例年の通り追悼式が開催されたと見聞しています。
さて少し前には、カリブ海の島国「ハイチ」で大震災があったと見聞しており、大震災は経済力の弱い国に対してはとりわけ厳しい事になるようですね。経済力が有って、建物の耐震化が進んでいれば、あそこまでひどい事態にはならなかっただろうと思います。
地震の発生原理が、また日本の事例と酷似しており、プレートの境界線の近くで、かつプレートの中の断層(ひずみ)が水平方向にずれたという事例だと思います。神戸のみならず、日本全国にこんな条件の場所は多いので、私は当地でも注意をしないと危険だと考えています。ふじみ野エリアの近くですと「荒川断層」というメジャーな断層が存在していますね。ですから、阪神・淡路大震災並みの備えをするに越した事は無いと思っている訳です。
最近ですが、一般住宅の耐震工事があまりにも進まないので、特に危険性の高い部屋(主寝室など)だけでも補強工事をし、建物が潰れた場合の人間の「生存空間」だけでも確保するという考え方が有るようです。2階建ての木造住宅ですと、1階と2階のいずれが安全なのかも、考え所だと思います。主寝室にする場所の選定に関係すると思います。
あと最近驚いた事例が、「書籍」が大量に崩れて、その下に生き埋めになったという事例です。公共図書館では「書架」というのは耐震固定の対象となっている訳なので、書籍が大量に有る個人宅では、これの安全対策も考えないと危険だと思います。CDとかビデオが大量に有る場合も、同様でしょうね。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年1月17日 (日) 08時56分
神戸の震災ですけど、記憶喪失寸前でした。沢山の尊い命が失われた災害ですが、当地付近の行政側は教訓にするわけでもなく、遠い地域の出来事として実際には何もしていない状況ではないでしょうか。真先に避難場所になるべき学校や体育館の耐震化が本当に実施されているんでしょうか。少子化が進み予算削減が進行し耐震化がどのような震度に耐えられるか確認方法が全く在りません。空き教室に耐震化予算付けするとは到底思えません。
当時民間機関で炊き出しに行った人の話では交通機関はストップして大変だったそうです。悲惨だったのは家の材木に挟まれ生きたまま焼かれた人達も多かったとのことです。
救助は町内会などの近所の力が大きく発揮されたとの事です。
後は日本最大の広域暴力団が行政側より早く大金を出し炊き出しを実施したとのことで地域に貢献した任侠道の人達の心意気を感じました。
投稿: むさしの | 2010年1月17日 (日) 18時20分
荒川断層の最新の評価結果なのですが、ネット上にこんな情報が公開されております。
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/04aug_arakawa/index.htm
これを見た限りでは、荒川断層が実在するかどうかも含めて見直すべきという話だと思うのですが、資料の末尾に「武蔵野台地北部の傾動については、成因を含めその詳細が明らかとなっていない。また、荒川低地には、荒川断層が通過すると推定されていた位置よりもさらに南西側で、第四紀層中に南西側上がりの撓曲や傾動の存在も指摘されている。よって、今後、これらの構造について明らかにすることが望ましい。」とも書かれていますから、今後の研究にも引き続き注目すべき物だと思います。
ふじみ野エリアですが、過去の大震災や戦災では大きな影響を受けなかった地域だと思うのですが、今後も平和な時代が続いて欲しいです。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年1月17日 (日) 18時23分
むさしの様、こんにちは。
行政が何もしていないとすると、それは誠に嘆かわしいです。本物の神戸出身の人が、「今ここ」に住んでいて記事化しているのですが...。
私も、現地の惨状をありのまま伝える事は出来ていないので歯がゆいのではありますが、あまりにも遠くの出来事であるとして、ひどく軽視されているような気がします。
私が当時所有していた不動産がJR六甲道駅の近くに有るのですが、高架・複々線構造のJRの駅や線路は完全に崩壊しており、それはそれはひどい惨状でした。復旧には何年間もかかるのではないか?と推察されたのですが、JRは意外と早く復旧しました。1月17日が震災で、5月にはもう復旧していたと思います。しかしその数ヶ月間は、代替交通手段の利用で文字通り大変な通勤・通学になっていたと思います。特に鉄道代行バスなのですが、昨今のバス会社の状況(特に運転手の不足)では、二度と運行できないだろうと私は思います。代行バスが無い場合には、テクテクと徒歩なんでしょうかね。もしくはふじみ野を捨てて、学校や仕事先の近くに転居?
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年1月17日 (日) 18時32分
再度、こんにちは。
学校の耐震補強工事の件ですが、ふじみ野市の場合には東原小学校や新築の東台小学校は大丈夫であろうと思います。しかし工事が後回しになっている学校や避難所になるべき「体育館」などの付属施設はどうなのであろうか?とも思います。あと学校のプールの耐震性も盲点ではないでしょうか? これは万一の時の「防火用水」になると思うのですが、それが震災で破損して漏水してしまえば、話にならないのです。
国の予算(民主党政権)で学校の耐震工事予算が削られるような話も聞いているのですが、神戸の震災の事を考えるにつけ、それは大変厳しく残念な措置だなと感じます。震災で命を落とした方々は、きっと天国で怒っているでしょうね。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年1月17日 (日) 18時41分
「防災公園」といった物の機能も重要だと思うのですが。
たとえば神戸の例では「トイレ地獄」といった実態が有ったと思うのですが、防災公園の地下まで下水道管を張り巡らせておき、マンホールの蓋を開けてその上に仮設トイレを設置といった仕掛けが最新設計の防災公園では可能になっていると思います。
ふじみ野の公園でそのような設計配慮がされているとは、私は思わないです。市民生活を守る配慮は、一体どこに行ってしまったのでしょうか?
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年1月17日 (日) 18時46分