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2010年2月28日 (日)

和光富士見バイパス (その2)

 一般国道254号和光富士見バイパスなのですが、富士見川越有料道路の無料開放に伴ない、さらに注目度の上がっている新設道路ではないかと思います。過去に道路建設反対運動など色々とあって、特に志木市内の建設事業が難航しているようなのですが、今後の動きが気になります。生まれた時から、この道路はずっと「計画路線」「建設予定地」のままでしたという体験をされている方が多いかと思います。

 経済環境の低迷、少子高齢化時代の到来という事もあり、交通量予測、事業規模、道路構造を見直したようで、現時点では志木市内は平面4車線で建設される予定になっているようです。地下構造、高架構造、自動車専用道路と合計して8車線といった日本の高度成長期の大掛かりな構想は消滅したようで、「首都高速道路の川越市方面への延伸」もほぼ不可能になったと見て良さそうです。(100年後の未来から見ても、この決定が妥当である事を願っていますが、私の頭では良くわかりませんでした。道路建設は何10年間もかかる大事業なので、一時の判断を間違えると地域の発展にかなり影響すると思います。) 首都高速道路とふじみ野エリアとの接続は、今後は関越自動車道(三芳PAスマートICの改良を期待)から高速練馬線(少なくとも練馬インターから要町の区間は建設される筈)に接続する構想が優勢となり、東上線東側の国道254号パイパス上空を使うルートは、ほぼ100%駄目になったように思います。

 予定通りであれば、和光市内の第一期工事がそろそろ完成する頃で(2010年3月の開通を予定していた筈)、新河岸川の調節池の橋の所は暫定2車線で開通するようです。おそらく全線開通時に、4車線化されるのでしょう。現在の国の政権は道路建設事業については非常に厳しく査定をしているようなので、今後も事業進捗するかは気がかりです。前の政権のうちに進めておけば良かったとも思うのですが、そのようにはなりませんでした。

 以下のサイトが比較的詳しいようなので、紹介しておきます。

http://www.pref.saitama.lg.jp/A08/BA15/254bp/254bp.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E5%85%89%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E8%A6%8B%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%91%E3%82%B9

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コメント

 関連する交通プロジェクトですが、こんな構想も存在していますから紹介しておきます。

 JR武蔵野線:東朝霞駅(仮称)
 開業予定時期;未定
 設置予定場所:朝霞市上内間木(西浦和~北朝霞間)

 この場所の現況は、工場やビルが点在していると思います。この付近には、和光富士見バイパスが延伸されて鉄道と道路の交通結節点になるとされていますので、この地域の開発行為がが行われるかも知れないです。しかしJR武蔵野線の越谷レイクタウン駅、吉川美南駅(建設中)、新三郷駅などと比較をしますと「相当な遅れを取った」ような印象で、この地域が首都圏の地域間競争で敗退してしまうリスクが高まっていると私は思います。

 東の「つくばエクスプレス」のような鉄道路線、あるいは越谷レイクタウン駅を通過する予定の東京直結路線(未開業)のような鉄道新線建設構想が存在しないという点も、痛いと思います。都営三田線が比較的近いと思うのですが、西高島平が終点となったままで、埼玉県内まで延伸されて来る気配が全く無いです。JR埼京線が存在するので、都営三田線の延伸が困難になっていると私は思います。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年2月28日 (日) 07時37分

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