吉川美南(よしかわみなみ)駅、その他
かねてからJR武蔵野線の吉川と新三郷の間に新駅を開設するという事で準備中ですが、新駅の駅名が「吉川美南」(よしかわみなみ)で決まったと見聞をしました。吉川市の公式ページにも案内が掲載されていました。
http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/11,17412,24,521.html
http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/
近年、JR武蔵野線の越谷レイクタウン~三郷の付近は、開発行為の進展が著しいと思います。長年にわたり動きのなかった国鉄跡地である「武蔵野操車場跡地」の開発がようやく進展するようになりましたし、つくばエクスプレス開業の間接的な影響も受けたと思われます。武蔵野操車場跡地は、三郷市側が既に「新三郷ららシティ」として街開きになっていますが、吉川市側も4年遅れ程度で追従しているように思います。吉川市側では、現在のところ道路や下水道などの都市基盤整備を、盛んに行っていました。
そのような活発な動きと比較をして、荒川を越えた西側にある「ふじみ野」エリアというのは、どうも活気に欠けるように思うのです。どうしてこのようになるのか不思議なのですが、やはり県庁所在地である「さいたま市」に到達するためには「荒川」という天然の障壁が存在するためかな?と私は思っています。その天然の障壁は、巨額費用をかけて橋をかけたり、新たな交通プロジェクトを推進しませんと乗り越えられない可能性が高い訳ですから。
対・東京で考えた場合でも「ふじみ野」エリアが人気エリアとしての地位を保つ事が可能なのか、現時点では良くわからないです。「副都心線」開業をきっかけとして、当地がどれだけ人口や企業を誘致するための施策を出したのか、良くわかりませんでした。(逆に、逃げられているように感じるのです。)
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コメント
駅構造のわかる資料(図面付き)が、下記に掲載されていました。
http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/resources/content/13481/20090820-164238.pdf
http://www.city.yoshikawa.saitama.jp/11,13481,24,521.html
これを見る限りでは、中線を持つ2面3線の駅になると思います。中線もホームに面しているので、この駅での折り返しや退避が可能になると思われます。ホームは8両編成対応となっており、武蔵野線列車の現在以上の長編成化は、当面は無いと思われます。
武蔵野線には貨物列車の運転も有るので、中線の有効長はかなり長い物になるのではないかと推察をしています。元が武蔵野操車場だった場所なので、鉄道用地は十分に有ると思われます。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年2月 6日 (土) 17時35分
下記に首都圏で予定されている鉄道新駅(構想段階や要望段階の物を含む)の一覧が出ていると思います。
http://pref7.so.land.to/newsta.htm
http://pref7.so.land.to/
上記ページの内容は、私の独自調査ともかなり一致していますので、情報精度は高いと思います。
首都圏では、まだまだ鉄道整備、新駅設置は盛んだという事が示されていると思います。1993年開業の「ふじみ野駅」は、ニュータウン地域の中では既に古参の部類になってきたと思うのですが、うっかりするとこれらの後発の駅に「まちづくり」については ふじみ野は追い越されて行くと私は思います。
駅が出来たから、土地区画整理事業が完成したから「まちづくり」は終わりだという話では決してなく、「他地域との競争」という物がありますから、これからも延々と続くものだと思います。街が寂れて来ましたでは、済まない話だと思うのです。居住地に拘りの無い住民や企業の場合には、さっさと引越しをしてしまうと思いますから、これは特に当地の居住年数が長い方、地元に骨を埋める決心をした方、子孫の世代も当地に住むご家庭の問題であろうと思います。世代交代が発生しても、これは延々と続くわけです。
我らが東武東上線の場合には、ホンダの新工場付近に駅設置の構想が有りますね。ただし、肝心なホンダ新工場の建設が遅れる傾向が有るのが気がかりですが。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年2月 7日 (日) 09時29分