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2010年3月 6日 (土)

吉川美南(よしかわみなみ)駅、その他 (その2)

 JR武蔵野線の利用回数が増加したので、この駅の建設状況を観察していますが、着々と進行しているようです。

 先日は工事現場の臨時速度制限がいよいよ設定され、線路接近工事が開始されたようです。仮の架線柱が設置されましたので、少し線路の位置をずらす工事が施工されるのかと思います。上空の電線には防護管が取り付けられていますから、これから大型重機を持ち込んだ本格的な工事になってくると思われます。

 越谷レイクタウン駅の建設の時は、先立って高架線路まで建設したので大変な大工事でしたが、吉川美南駅の場合には地平式で建設されるようで、比較的簡単な工事で終わると思われます。

 それにしてもJR武蔵野線なのですが、駅の数がかなり増え、新三郷駅は都市開発のために線路を付け替える工事まで実施されましたし、これからも刻々と姿を変化させて行く路線になるだろうと思います。他にも千駄堀駅、明花駅、東朝霞駅(いずれも仮称)などが設置される構想が有ると思います。また、武蔵野線内を快速運転する列車が、次第に欲しくなって来ました。

 千駄堀駅:松戸市内の「21世紀の森」付近が想定されており、松戸市ではこの付近の都市開発を予定している。

 明花駅:第二産業道路との交点に建設する事が想定されており、さいたま市ではこの付近の都市開発を予定している。さいたま市の構想にあるLRTも、この駅への接続を想定している。

 東朝霞駅:和光富士見バイパス(国道254号パイパス)との交点に建設する事が想定されており、朝霞市ではこの付近の都市開発を予定している。

 こんな感じでJR武蔵野沿線では新駅・開発ラッシュになって来る可能性が有りますから、ふじみ野エリアにとりましてどんどん脅威になって行くと私は想定をしています。「アウトレットモール・リズム」の衰退騒ぎなどで、モタモタしている場合ではないと思うのです。あと、なかなか開発が進まなかった「東松戸駅」周辺地域なのですが、成田新高速鉄道の開業が決定済みのためか、次第に開発が進むようになったと思います。

 余談なのですが、乗り換え駅としては「武蔵浦和駅」での乗り換えがかなり増えているようです。JR埼京線との乗り換えだと思いますが、これは東京23区の西部地域(新宿など)の発展が著しい事を示しているように思います。埼京線の混雑緩和対策も、真剣に必要だと思います。都内において、いわゆる「湘南新宿ライン」と線路を共用していますから、現在以上の増発が可能なのか、良くわかりませんが。

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コメント

こんばんわ。色々と興味のある話題を有難うございます。
吉川美南って確か、折り返し設備を建設ってありませんでしたっけ?どのようになるのかはお楽しみにしましょう。
それよりも、千駄堀駅ですか。そっちのほうがびっくりしました。出来たとしても新松戸を経由して千代田線に行く客がどれくらい見込めるか次第ですね。
千駄堀周辺だと、八柱へ出るか、北松戸まででるかの2択しかありませんからね。

もし、新駅ができるようなら、それを機に8両を10両化してほしいですね。

投稿: アルシェ | 2010年3月 6日 (土) 21時45分

 アルシェ様、こんにちは。

 吉川美南駅なのですが、折り返し施設を持つ2面3線の駅になる予定だと見聞をしております。武蔵野線の駅では、中線にホームの無い駅(中線は貨物列車等の退避用)が多いと思うのですが、吉川美南駅の場合には中線に面したホームも出来るそうです。ここまでやるのであれば、2面4線にすれば良いのにとも思うのですが、そのような設計にはなりませんでした。

 ホームの有効長は8両編成対応(10両編成対応ではありません。)、中線の有効長は不明なのですが、おそらく長編成の貨物列車に対応した構造になると思っています。

 一方、千駄堀駅(仮称)なのですが、千駄堀暫定スポーツ広場というのがこの地域に有りますので、おそらくその付近に設置する構想なのだろうと思います。この付近は「21世紀の森」が有るなど、風光明媚な土地柄だと思いますから、自然を活かした街となるように私は期待をしています。私が住んでいる「ふじみ野」とは、全く異なる街になるような気がしております。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年3月 6日 (土) 23時44分

 情報処理系の話になりますが、自動改札やSuicaには「駅コード」という物の定義が必要なので、JR武蔵野線の駅にも例外なく割り当てられています。しかしJR武蔵野線では新駅の建設が相次いだので、番号が足りなくなりつつあると思うのです。たとえばこんな感じになっています。

 東浦和 28
 東川口 30
 南越谷 32
 越谷レイクタウン 33
 吉川 34
 吉川美南 不明
 新三郷 35
 三郷 36
 南流山 37

 このような感じになっており、中間に新設される吉川美南駅の駅コードがどうなるのか、わかりません。他の新駅(構想)でも、同じような感じになっている箇所が有ると思います。

 番号体系を設計する時に、おそらく武蔵野線の駅がここまで激しく新設される事を想定しなかったのでしょうね。逆に番号が飛んでいる箇所も有るので、そのような箇所はどうなるのか興味津々です。過去の事例では、そのような箇所には新駅が設置されました。(越谷レイクタウン駅の事例など) いずれも駅間距離の長い場所だと思います。水面下には、何か構想が有るのだろうと思います。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年3月 7日 (日) 07時17分

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