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2010年3月 4日 (木)

新幹線車両(N700系)の気になる故障

 大手メディアで報道されていると思うのですが、新神戸駅において「のぞみ」が前途不能となり、乗客からの報告では匂いがして車内に白煙が立ち込めたとのことです。

 報道されている内容では、「N700系」の主電動機のギアボックスが破損して内部の潤滑油が漏れていたという事で、超高速走行する新幹線車両ではギアボックスやベアリングの潤滑不良になりますと正常な走行はおぼつかないです。そのまま無理をすると「車輪ロック」が発生して車輪に大フラットが発生し(滑走による)、さらに状況が悪化していたと思います。

 前にも心配をしたのですが、台車にまつわるトラブルは「脱線」につながるので危険ですから、最新鋭の「N700系」で発生したという事も有りますので、JRや車両メーカーでは原因を徹底的に追究して欲しいと思います。古い「0系」の時代には、このような故障をあまり見聞しませんでしたから、鉄道車両も何となく品質とか整備がプアーになっているような印象を受けました。熟練技術者から若手への技術継承、KY(危険予知)のノウハウ継承というのも、大きな課題だろうと思います。継承すべき若手が少なくなっている(少子高齢化からの影響)も、深刻な問題でしょうね。保守・点検すべき対象(車両数や設備量)が増えているのに、鉄道の安全性が、こんな事から揺らがないように強く願っています。

 *前回は、「ネジの付け忘れ」という凡ミスが有りましたし。

 新幹線はかなりスピードアップしていますから、安全走行や定時運転確保のためのシステムマージンも減少していると思うのですが。

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コメント

 写真が掲載されているサイトを発見したのですが、見事にひび割れが発生して、オイルがじゃじゃ漏れの状態だったのだろうと思います。自動車のオイルパン破損などを経験した方もあろうかと思うのですが、似たような破損だと思います。

http://sankei.jp.msn.com/photos/affairs/disaster/100304/dst1003041236005-p2.htm

 現時点では、どうしてこんな状態で破損したのか、想像がつかないです。何か外部から物が衝突したのか、ギアボックス内部に異物が入っていたのか、歯車が破損したのか、それとも金属疲労なのか...。

 今回はギアボックスだったのでまだ良いのですが、こんな問題が台車枠、車軸、車輪などで発生しますと、それは恐ろしいです。ドイツでは、実際にICE列車の失敗がありましたし。

http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=2&id=CA0000637

 鉄道車両の台車というのは冗長化が原理的に不可能で一重系の箇所なのですから、100%近い信頼性確保が絶対に必要だと私は思っています。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年3月 5日 (金) 06時32分

2回目?いや3回目ですか。
この記事は、MSNの記事の下にリンクがあったのはご存じだと思いますが、そちらはご覧になりました?ここ最近のJR車両は、技術開発とコストダウンで昔に比べたら技術は進歩したものの、コストを追求するあまりに、予見できない故障が多発してその対応に追われているものだと思います。
まあ、JRだけじゃなくて、他社も同じだと思いますけどね。

何にせよ、安全に走ってほしいものです。

投稿: アルシェ | 2010年3月 5日 (金) 21時42分

 アルシェ様、こんにちは。

 他の記事も見たのですが、ギアボックスのケースに大きな穴が開き、中のギアが丸見えになっている様子の写真も有りますね。ギアの歯が欠けたのではないか?と疑われているようですね。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年3月 6日 (土) 00時54分

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