高速道路新料金体系と新規路線建設
去る4月9日の話では有るのですが、このような発表が出ていますので紹介します。一般マスコミでも、既にかなり出ている情報ではありますが。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000103.html
現在、地方の高速道路で休日1,000円という上限料金が設定されていますが、これを平日や大都市近郊も含めて車種別上限料金(エコカー割引も検討中)という状態のようです。フェリーとの競合の有る地域では特定料金が存在するようですが、首都圏には該当する区間が有るのか良くわかりませんでした。(東京湾フェリーはどうするのかな?とも思うのですが。) 圏央道のような一般有料道路は、どうなるのでしょうか。
首都高速道路のような都市内高速道路は、距離別料金制度の実施、ETCが無い場合には入り口でいきなり最高料金の徴収という話なので、首都圏では引き続きETCの搭載は必須だろうと思います。(ETCは不要になると考えて、カー用品店での売れ行きが落ちているとも見聞していますが。)
これらの施策により、ふじみ野エリアにとっても重要な「東京外環自動車道」の東京都内区間は建設される事になりそうです。かなりの巨額工事になると思うのですが。全部、大深度地下のトンネルですから。関越自動車道に直結する「高速練馬線」がどうなるかは、まだ不明のままだと思います。
猫の目のようにクルクルと変化する高速道路料金体系なのですが、はたしてこの政策、どうなるのでしょうか。選挙のための人気取り政策なのだという側面も、多々有るでしょうね。鉄道業界もかなり困りそうですが、国土交通省や環境省などが何を考えているかは、良くわからないです。経営が悪化して、破綻する鉄道会社も出るでしょうね。CO2削減が言われているのに(現在は国際公約になっている)、いささか矛盾する政策という側面も有ると思います。
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コメント
国の政権なのですが、「猫の目のように変化する」政策案を出してきて、相当混乱しているように思えます。高速道路という基礎的な社会資本整備と関連した重要課題だと思うのですが、本当に「一国を背負う覚悟」が有る政権なのか、だんだん疑問に思うようになりました。特に「謎の大物政治家」のツルの一声ですぐに政策方針が変化してしまうという点が疑心暗鬼の元になると思います。この状態では、夏の国政選挙は相当慎重に考えないといけないと思います。
ETC装置を製造しているメーカーも混乱ぎみで、現在はETC装置の在庫が積み上がっている状態だと思います。「売れると思って頑張って製造したのに」、というボヤキの声が聞こえていると思います。
ふじみ野関連では「東京外環自動車道」の東京都内区間はどうなるのだ?という課題が有ると思います。
日本の高速道路建設の基礎となっている報告書として「ワトキンス・レポート」(日本国政府建設省に対する名古屋・神戸高速道路調査報告書)という物が存在していると思います。これは戦後間もない時期に出た物だと思うのですが、「名神高速道路」を建設する根拠になった物だと思います。この流れは現在でも脈々と続いていると思うのですが、戦後政治の原点に戻る必要も有るのかな?とも思います。(日本の活力がどのようにして生み出されるのか?という視点からも見る。)
日本の高度成長期並みの状態に戻すのは無理としても、現状はちょっとひどいな、と思います。もう20年間程度は、日本は「成長」という単語を知らないような雰囲気も感じるのですが。生まれてから一度も「高度成長」という物を社会の中で体験した事のない若者もいるでしょうね。私の人生の中で、高度成長→安定成長の時代を通して暮らしてきて、そう感じる訳です。「上海万博」で燃えている中国などと比較をしますと、日本の活力はかなり欠けているな思うのですが。さらにその日本の中にあって「ふじみ野」というドメイン(地域)は大丈夫なのかな?とも感じる訳です。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年5月 1日 (土) 06時28分