« Kukui (リズム) | トップページ | 100円ショップ »

2010年6月 8日 (火)

「仕分け」をされてしまう地方公共団体

 下記は1年近く前のNHK番組の紹介記事なのですが、現在なお有効な内容だと思いますので、あらためて紹介します。

 http://www.nhk.or.jp/asupro/country/country_02.html

 このような問題なのですが、当地に当てはめて考えますと「ヤマハ」の工場撤退騒ぎといった事例が有ると思います。企業は、営業成績が悪化すれば自社を守るために各種の改革に乗り出さないといけないので、企業立地として魅力の無い場所は「仕分け」をされてしまうのだろうと思います。ヤマハの該当地の場合ですが、工場を大幅に拡張できる訳ではありませんし、人件費が安い、特殊技術が有る(特別な付加価値が有る)といった特色が有るようにも見受けられないので、国内の他工場との統合という判断になったのでしょう。

 商業施設の「リズム」にしてみても、施設や立地条件としての魅力アップに努めませんと、他の競合施設に有力テナントを奪われてジリ貧になると思うのです。もう、既になっていると思うのですが。大型で新しい「三井アウトレットモール」や「プレミアムアウトレット」等と比較をすると実力の差は歴然としており、さらに「イオン」がアウトレットモールを開設する計画も有ると思います。住宅地に囲まれていて敷地拡張の余地が無く(住宅の立ち退きをさせれば拡張可能かも知れませんが、あまり現実性が無い。)、単なるベッドタウンで広域交通網の魅力には乏しく、強烈な個性を主張している訳でもないとなれば、テナントの眼から見た客観的な出店判断というのは、どう考えても明らかだと思うのです。

 人口が5万人とか10万人といった規模の東京近郊都市というのは、「都市の戦略」として何を考えているのか、いよいよわからなくなってきました。「個人の居住地」としても相応しい場所なのか、疑問を感じる人が次第に増えるような気がします。

 地元地方公共団体の首長さんは、あいついで新人に交代していますから、このあたりの現実をしっかりと観察して、迅速に対策を立てて欲しいのです。まずは、何はなくとも有力財源確保からでしょうか。首長さんにしてみれば「商材」としての都市の魅力やスタイル、イメージ(いつまでもダ埼玉のままでは困る)を迅速に確立し、「他地域から人口や立地企業を奪ってくる」だけの勢いが無いといけないと思います。当地の場合には「東京23区」という強敵がいると思うのですが、どうするのか?という訳です。

 もっとも当地「ふじみ野」単体の問題にとどまらず、「日本全体」がグローバル経済や少子高齢化の荒波の中で沈没しかかっている可能性が高いと思うのですが、このあたりは注意深く観察して対策を立てる必要が有ると思います。100年後も日本が経済大国であるという保障は、どこにも無いように思えます。何代も先の子孫まで国家・地域の社会経済の発展に責任を持つというのが現役世代の務めだと思うのですが...。

|

« Kukui (リズム) | トップページ | 100円ショップ »

ふじみ野」カテゴリの記事

リスク管理・防災」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/538313/48572913

この記事へのトラックバック一覧です: 「仕分け」をされてしまう地方公共団体:

« Kukui (リズム) | トップページ | 100円ショップ »