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2010年7月18日 (日)

「天王様」の祭り (その3)

 今年も夏まつりのシーズンとなりましたが、今年は神輿の かつぎ手の勧誘は有りませんでした。人数が足りているのか、良くわからないのですが。

 さて当地で明治時代に合祀された神社のかつての所在地については、現在も調査難航中です。ネット上では下記のような資料が有り、名称まではわかるのですが、場所まではわからないです。神社の事を調べれば、当地の集落の成立経緯(土地区画整理事業以前)までせまる事が可能だと思うのですが。

 http://skyimpulse.s26.xrea.com/ooi.html

 「明治41年に東原の「稲荷」「神明」「高根」「久保」、市沢の「金山」を合祀。」となっていますね。さしずめ、現代の市町村合併や行政リストラに相当するような事が実施されたのだと思います。多数の神社が有れば、それだけ維持費が高くなりますし。

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コメント

 明治39年に測量された地図までは遡って調べたのですが、その地図には小さな神社の地図記号は掲載されていないので、やはり古い神社の元所在地はわからないです。

 現在のアウトレットモール・リズム付近、市沢1・2丁目付近には昔から集落が存在していたようなので、古い神社が有ったのは そのあたりであろうと推察をしていますが。東原の大井氷川神社は、明治時代には畑の中にポツンと存在している状態であったようです。集落からは、少し離れた場所であったようです。

 古い地図ですと、当地の元々の地形も良くわかりますね。東原小学校付近では海抜20メートル程度有るのですが、東上線付近では海抜15メートル程度になっています。現在の地形は、そんなに傾斜が有るようには見えませんので、後年の耕地整理の時などに水平になるように盛土をしたのかも?と思いました。

 上沢付近から南側は、かなり標高が高くなっていると思います。ふじみ野駅付近はやや低地になっており、古代の縄文海進の時代にはふじみ野付近はウォーターフロントという立地条件だったのだろうと思います。現在の埼玉県は「海なし県」ですから、ちょっと信じられない光景なのですが。富士見市内には貝塚も有るので、そこは明らかに古代のウォーターフロント地域だったようですね。半農半漁で、きっと豊かな暮らしが出来たのだろうと思います。

 そのような古代の事も、考えてみました。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年7月19日 (月) 10時41分

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