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2010年8月 8日 (日)

社会常識の崩壊?

 最近になって「100歳を超えるような高齢者の行方不明問題」というのが話題になっていますが、こういったニュースを見聞しますと「現代社会の社会常識というのが、崩壊しているのではないか?」と感じる場合があります。

 たとえば高齢者(自分の親を含む)が長期間にわたり不在であっても、警察への捜索願いすら出さずに「知らぬ、存ぜぬ」状態になったり、意図的に連絡を避けたりと、どうも奇妙な状態だと思うのです。親子断絶、家族崩壊という状態なのか?とも思うのですが。さらに住民登録が勝手に移動されていたり、死亡届けも出さなかったり、年金を不正受給したりと、やりたい放題の実態も少し見えたと思うのです。このような事で、国や地方公共団体の借金が、どんどん増えてしまいます。是正するための調査費用もかかりますし。

 また別の分野では、子ども手当の申請において、外国にいる養子を全員カウントして申請するとか、おかしな事例もあったと思います。生活保護申請とかも、本当に必要としている人に対してお金が払われているのか、心配されていると思うのですが。

 今のところ、住民基本台帳を初めとして、各種の制度は「常識的な正しい申請が行われている」事を前提として制度設計されていると思います。しかしこれは現代社会、グローバル社会では誤った概念で、「人を見たら泥棒と思え」という考え方で制度設計しないといけなくなっていないでしょうか? 

 時代の流れとは言え、世知辛い世の中になったと私は思います。

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コメント

 この件ですが、役所の不手際も色々と感じるのです。

 たとえば高齢者の生存を長期にわたり確認していなかったりと、「個人情報保護」という課題があるにせよ、お役所の「縦割り」で ひどい状態になっていたと思います。お役所の「業務分掌規程」というのは良し悪しで、融通がきかなかったり、今回のような予想外の事態には対応が難しいと思います。

 まさに「お役所仕事」の悪弊の通りになったと思うのです。年金の不正受給になっているケースも多そうなのですが。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年8月12日 (木) 23時43分

大変しばらくぶりです。
消えた年金問題〜始まって、今度は消えた老人問題ですが笑えない話に展開しました。、年金制度の盲点に成りますね。年金支給も住民登録つまり住民基本台帳の有無で決まりますけど…住民税の徴収根拠や選挙権の有無にも関わる問題も含んでいます。市役所の言い分は申請、届出主義だそうで、市役所側から調査等のアクションは極力しないそうです。職権による住民登録の削除もまず実施しないとのことです。昔富士見市革新市政時代です選挙前では削除は許可されなかったそうです。各種団体による代理投票も当然視野に入れるべきだけど…個人情報保護制度が官僚主導で制定されてから、地域単位に民生委員も国から任命されていますが、全くの手持ちぶさたで単なる名誉職だそうです。その証拠に担当地域の老人の数が正確に把握できてません。個人情報保護の盲点です。昔は住民のモラルが有りましたが、今はモラル欠如が著しいです。
行政側も選挙目当ての安易な方法論を取らずに
きちんと住民登録の確認を実施すべき。国勢調査もおこなわれますが、以前から住所不定者が多いとの話がある富士見市ではどのような結果になるんでしょうか?


投稿: むさしの | 2010年8月20日 (金) 20時17分

社会秩序モラルの低下は今に始まった訳ではないとおもいます。国の役人の天下りが以前から揶揄されてますが、今は地方都市の公務員にまで波及してまして、ふじみ野市のプール死亡事故は左遷された職員に全責任をかぶせて再調査や職員救済も無く幕引きです。業者から金の動きも聞いてます。その後に議員選挙がらみの贈収あい事件が有り、逮捕者や議員辞職がましたが、私自身関係者直接聴いた話ですが、金の受け渡し直前迄市長が同席していた事実、某会長から早めに帰されたから不問でしたが。富士見市では、職員幹部が選挙運動をして季節外れのお年玉で定年直前に昇格して、定年後の現在は出先で特別給与で優遇されてます。それも夫婦揃ってです。全て、社会秩序とモラル欠如です。
情報ですが、貧乏人や自営業、退職後に国民健康保険に入りますけど…
税金を払わない住所不定者は保険証を借りて使い回ししてるとの話です。私の保険証も金くれるなら貸したいです。

投稿: むさしの | 2010年8月21日 (土) 07時57分

 むさしの様、こんにちは。

 どうも「性善説」で出来ていた日本社会が、おかしくなっているように思うのです。やはりこのような事も、グローバルスタンダードで対応しないといけない時代なのでしょうかね。

 やりすぎると「監視社会」のようになり、一般市民は暮らしにくくなるであろうと思います。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年8月21日 (土) 16時55分

 行方不明の高齢者問題以外にも、最近異常だと考えたニュースとして、下記が有ります。

http://www.asahi.com/national/update/0822/OSK201008210202.html

 乳幼児が無残な状態で死亡するまで放置したという育児放棄問題なのですが、児童虐待の問題と合わせて対策を必要としている分野だと思うのです。現在では核家族化が進展していますから若い親が子育てのSOSを出そうとしても、それを受け止めてくれる相手がいないという状態になっていると思います。

 また「個人情報保護法」の過度な運用(ガイドライン)も問題で、地域の民生委員やNPO団体、宗教団体などが、このような事態を発見できない原因にもなるので、いずれは個人情報保護法の運用は見直される時代が来るだろうと私は予測をしています。個人情報を「適切に利用する」というのが法律の本来の趣旨の筈で、「誰も個人情報を利用できないようにしてしまう」のは、社会の仕組みとしてはおかしいように思えます。学校や町内会の連絡網や名簿の作成ですら支障が有るのですから、根本的に直す必要が有るだろうと思います。

 個人情報保護法が出来る時に、言論や宗教弾圧の問題等はかなり注意を払ったと思うのですが、今回のような問題の発生は想定できていなかったと思います(高齢者問題、児童虐待とも)。想定外の問題は、修正しないといけないと思うのです。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年8月22日 (日) 07時07分

 児童虐待とかニグレクト(無視)の問題なのですが、外国の場合にはたとえ5分から10分程度の短時間であっても、子供だけを放置して親が外出すると、近所から警察に通報されてしまう国も有ると見聞をしています。

 日本の場合にはあまりにも無関心で、近隣に誰がどんな状態で住んでいるのかわからないケースが多いと思うのです。地方ではこんな話は無いと思いますから、これは都会特有の問題でしょうか。

 これですと近隣に国際テロリスト、過激派、暴力団など、反社会的な人が潜んでいても、街の力・住民の力で発見して対策する事は出来ないです。こんな社会で、大丈夫なのでしょうか。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年8月22日 (日) 10時17分

 東京都中野区の事例なのですが、こんなのを発見しました。

(仮称)地域支えあいネットワーク推進条例の制定

http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/403500/d010653.html
http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/

 こんな事は、昔であれば わざわざ条例化までしなくても、隣近所の付き合いの中で自然と出来ていた事だと思うのです。そのような事が出来なくなったのが、現代の「都会生活」「無縁社会」という事なのでしょうかね。個人情報保護法の施行もあったので、それを緩和するためのルールも作らないと、このような活動は全く進まないと私は思います。

 個人情報は、「全く利用しない」のではなくて、「適正に管理して利用する」というのが本来の趣旨であると私は思うのですが。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年9月 6日 (月) 01時45分

竹内様
毎回きついコメントで失礼します。
今度は検察庁幹部による捏造冤罪事件が発表されて、かなり報道されていますのでご存知と思います。東京都住まいで大阪で取調べですから、かなり辛く寂しい思いが長期に渡り続いて精神的にも辛かったと思います。
何故発覚したかと思うとき、
女性官僚は最後迄検事とやりあって、罪を認めなかった精神力と、夫も高級官僚で推測でおそらく夫婦で年間2千万以上の収入があるんじゃないでしょうか?
大阪に家を借りて、有能な弁護士を雇う資金力がものを言って勝てたと感じています。有名弁護士に依頼時に渡す着手金や一時間数万円の相談料は一般の社会人には到底支払え無い金額ですよ〜
一般人ならば厳しい取調べにやり手として名の知れた検事の筋書どおりに自供して裁判の公判で反対したとしても有罪になったと私は確信してます。
国選弁護人の片手間仕事として、せいぜい罪状を軽くして貰うのが精一杯じないかと思うからです。
とうとう、犯罪を立証する最後の砦迄腐りました。この国の将来はどうなるんでしょうか。
報道では実際の犯人は誰なのか何か曖昧さが残って仕方がありません。

投稿: むさしの | 2010年10月 9日 (土) 21時59分

 どうやって「社会の中の闇」が表面化して行くのか不思議なのですが、たとえば余命いくらも無い高齢の方などが、「最後の蜂の一刺し」のような感じでやり、立ち去っていくのでしょうかね。首をかしげています。

 最も確実なのは、「内部告発」だと思うからです。たとえ余生の収入が全く無くてもどうにかなる程度の貯金があれば、社会・経済的地位の失脚も気にならないでしょうから。社会正義のためなら、命すら惜しくないという人もいるのでしょうか。

 最後は「資金力の勝負だ」となるのはいささか寂しいですが、それが社会の現実なのでしょうね。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年10月10日 (日) 18時01分

竹内様  先日市の職員から聞いたのですが、今週MHKのクローズアップ現代で富士見市の介護保険関係の番組が放映放映されたようです。、私は仕事で見ることが出来ませんでした。鶴瀬西の方の地区だそうです。借家で野垂れ死にの姿が少し放映されたようですが、今までずっと団地住まいで土地や家の資産形成をしない代わりに固定資産税は払わないし、隣近所とお付き合しない考え方の最後の末路ですよ〜
成人した子供の扶養になるよりは、別世帯で市役所の生活保護や介護サービスを受ける。子供は自分自身の親である老人の面倒を見ることがなく、他人や行政に全て任せば気楽なのでしょうか?この国の今後の姿はどうなるのでしょうか?
また、今月初め頃でしたか市役所のATMを利用してトイレを借用したのですが、付近に柄の悪そうな沢山の人たちが妙に気になりましたので、知り合いに後日聞きましたら、国からお金を只で貰える日で国家公務員と呼ばれる様です。???あぁ、生活保護者じゃん。になるんですね。勤労意欲があれば仕事の貴卑は無いでしょうか?今まで働いていたのなら貯えだってあって当然でしょうが? 病気持ちなら仕方がないですけど!
私の意見ですが、勤労意欲を持って今までいくら納税したか!納税額により国からのランク付けの生活保障制度の必要性を感じました。何でも平等は 自己責任が全く無視されてますから、飲む。打つ。買うの一生で無一文ならば平等に生活保障することはばかげていませんか?
こんな連中のたまり場が富士見市の実態なんですね、関わる職員の給料は真面目に納税した住民の税金から支払うのですね〜(笑)

投稿: むさしの | 2010年10月28日 (木) 20時35分

 むさしの様、こんにちは。

 生活保護の審査基準の話なのですが、適切に設定しないと、本来必要な人にお金が渡らないという問題にも発展すると思います。不正受給などは論外という訳です。

 審査基準の甘い地域に、「不適切な住民」(あえてそのような表現にしましたが)が集まって来る可能性も高いので、地方財政や地域振興などとの関連性があって、良く考えないといけない話だと思います。

 日本の資本主義では、基本は「能力主義」「弱肉強食「働かぬ者、食うべからず」だと思うのですが(アメリカ社会ほどは、厳しくないかも)、当地の場合には革新市政が存在していた時期もあったので(これは知っておくべき話だと思うのですが。現在でも革新政党がやや強い傾向が継続中。)、人の考えはそう簡単に変化する物ではないので、バラマキ行政が多いのでしょうね。

 アメリカもオバマ政権の時代になってから、少しバラマキに近づいたと思うのですが、日本の国レベルでも少しおかしな政策が有るようですし、どうなるのでしょうか。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年10月29日 (金) 06時31分

竹内様
私自身は生活保護の審査基準はわかりません。しかし、どう見ても、生活保護基準以下の生活でも人間として、また親としてブライドを持ち立派に子供達を育て上げた世帯も知ってます。
友人達からの話で東上線沿いの某市の職員の話だそうですが、生活保護を受けたいならば、ふじみ野市や富士見市の方に行ってみたら、と言ってたとの噂話とも言えない事を聞きました。県内でも荒川右岸地域が左岸地域に比べ立ち遅れと稚拙な行政が延々とおこなわれてる状況に深い憤りを感じています。富士見市のららぽーと再開発の動き始めについても、責任者を定年まで半年の幹部を異動させた様です。じっくり腰を据えた体制にしなかったのは、失敗したら後が無いですから、責任回避のための人事でしょうか?半年では何も進展しませんよ。上手く順調に進んだ場合にはお気に入りの政党がバックの職員を配置するんでしょうか! 以前にも全く同様の人事が出先機関で行われましたのをしってますから、露払い役で汚れ切った職員は使い捨てされたようですがね〜
リズムもアウトレットの先進でしたが、世の中の動きと合わなくなったのと、今となっては、駅の位置の関係もあり当初の計画が甘かったか、行け行けどんどんで来てしまったのでしょうか、過去の検証無しに新たな計画は進まないのでしょうか?
富士見市でブログ開設のある方は、噂話は嘘、誇張と軽く流されました。人の口コミの中に本当が見えてくるんじゃないでしょうか。

投稿: むさしの | 2010年10月29日 (金) 22時39分

 むさしの様、こんにちは。

 噂話の中に宝物が転がっているケースも有るというのは本当だろうと思います。しかし、とりわけネットの世界では玉石混交なので、どれが本物情報なのか判定するのが凄く難しいです。むさしの様ご自身での情報検証作業は、何かされているのでしょうか?

 荒川右岸が立ち遅れる傾向が有るのは不思議なのですが、やはり県庁所在地が荒川左岸ですし、仕方が無いでしょうか。川越街道は中仙道の裏街道(本当は熊谷に行くのは川越街道経由の方が近い筈ですが、鉄道路線の整備に失敗。明治時代の失敗だと思うのですが。川越地域の勢い、今は何処へ?という印象です。)ですし、常に「サブの位置づけ」という宿命なのでしょうか。東武東上線(東上鉄道)は坂戸方面に遠回りをするルートで、東松山や熊谷への直行ルートとしては弱いです。「東京と上州を結ぶ」という、路線名・社名にもなった名前が泣いていると思うのです。はっきり言いまして日本鉄道(現在のJR宇都宮線や高崎線)に負けている訳ですし、新幹線ルートにもなれませんでした。

 新河岸川の水運も川越止まりで延伸不可能という訳で、経済発展には不利な条件が有ると思うのですが、不利な条件をを克服するのが人間の知恵だろうと思います。

 仮称:首都高速道路川越線(国道254号バイパスに併設される筈であった自動車専用道路)は建設中止、一般道路の国道254号バイパスも途中区間で道路建設反対運動があって立ち往生(代わりに新大宮バイパス方面が発展)、道路がまともに東京に通じていない地域は発展するのか?という話も有ると思うのです。

 「リズム」の件は、結果としては中長期戦略が悪くて失敗という事になってきていると思います(パワフルな競争相手の出現や経済環境悪化、最初の運営者がバブル崩壊の影響で経営破綻、訳のわからない外資による経営(REIT)、テナントに逃げられる、駅から離れているという問題への対策など)。負けは負けとして素直に認めて次の戦略を考えないと、さらに状況が悪化すると私は思います。大井・苗間の土地区画整理組合は解散していますから、誰が「まちづくりの旗振り」をするのか、首をかしげていますが。

 私のように地方から転居する人は、基本的には居住地を利便性、将来性、ブランドイメージ等で選択する傾向が有ると思うので、ふじみ野エリアが将来も安泰かは、いささか怪しくなっていると思うのです。東京メトロ副都心線から向かう事が可能な地域、すなわち東武東上線、西武池袋線、東急東横線の3線の中では、どの地域が有利な戦いを進めるでしょうか?

 たとえば東急東横線の場合は「田園調布」というトップブランドを持っていますし、競争相手はそういう所だと私は思っています。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年10月30日 (土) 08時43分

竹内様 
丁重な長文のコメントで煩わせまして恐縮します。
社会常識の崩壊のタイトルとは脱線しまして、重ねてお詫びいたします。
私自身の情報源は地元不動産業者、測量行政書士、県知事の諮問機関関係者?
〔経済同友会関係者〕
近隣市町村の生まれ付地元住民、建築業界関係者ですか?
私自身には利害関係が全く無いので!相手方の本音が聞けます。商売上利害関係が在ったら建前の話で終始しますがね〜(笑)
つまり、私自身には器量が無いから平気ではなせるんじゃないでしょうか?
タイトルに戻りますと、今夜NHKで日本のこれからが放映されますので!
関心を寄せています。
個人情報保護の過剰適用により隣近所とのお付き合いが全く無いし、相談する場所もなく、無縁社会になりつつの感じがします。
閉塞感のある職場や家の往復では心の安心感、安らぎもない生活から精神を患う若者達迄増えて、自殺者も増加傾向ですね〜
各種の信仰宗教に入る方の気持ちも理解するものです。封建的な家制度から個人主義に変わった結果や近所との煩わしさを拒否した場当たりご都合主義の結果でしょうか?歳で職場を退職してから誰も相手にされない無縁社会です。隣近所から味噌や醤油を借用できるような相手の顔が分かるお付き合いが昔は有りました。親から子へ伝えた助け合いの精神や常識や分別ある行動や謙虚さもありましたが、勝手な理屈を並べ立てる理解不能な個人主義者が増ている感じがしております。日本がこれから向かうであろう高齢化社会や貧困社会に対して個人主義だけで耐えていけるのでしょうか?現世利益追求だから職場の差別や派閥や縁故がまかりとおるのです。まとまりませんが、今思い付くことを打ち込みました。

投稿: | 2010年10月30日 (土) 19時40分

 むさしの様、各位、こんにちは。

 「無縁社会」というのは、まさにその通りで、無縁になりたい人が都会に集まって来るのだとも言え、そのような都会になること(すなわち土地区画整理事業を施工して、都会的な街並みや地域社会にすること)を選択したのは地元地権者(組合員)だと思いますし、私のような他所から移り住んだ住民が最初に決定した話ではないと思うのです。土地区画整理事業を最初に決定した時の中長期ビジョンは、今となっては正しかったのか疑問に感じる点もあります。この20年間ほどの日本社会や日本経済の激変は、かなりの物が有りましたから。その当時の中長期ビジョンを信用して当地に転居した私のような住民にも、(判断ミスという事で)一部の責任が存在するのかも知れませんが。

 「個人情報保護法」の制定というのは、想定外の事態かも知れませんね。かつて不適切な個人情報の利用が横行したため、この法律が出来たと思うのですが、法律制定当時から「法の副作用」について指摘する人がいたと思います。法があっても、現在でも「カモリスト」(経済的被害にあいやすい高齢者のリスト。悪徳業者の間で、売買されている。)が出回る始末ですし、法律が実効を上げているのか疑問な点が有ると思います。当地では「リフォーム詐欺事件」といった事が発生しましたが、地域が連帯して高齢者を保護するように動いているのか、疑問な点が有ると思います。

 反対に過度な個人情報保護法の運用、ガイドラインの存在のため、たとえば学校や町内会の名簿、緊急連絡網の作成に支障が出たり、社会的弱者(寝たきりの高齢者など)が何処に住まわれているのかも、わからなくなってきました。きっと震災のような時には困ると思うのです。(たとえば、放送事業者などは、個人名や住所を明言しての災害報道に支障が有るので、安否確認に凄く手間取るといった問題を想定。弱者救助も出来ない。)

 うつ病などの「メンタルヘルス」の問題も、増えているようですね。どの企業も公にしたくない事だと思うのですが、各位の職場でも発生しているのではないでしょうか。こんな事は、社会・経済的損失そのものだと思うのです。在来宗教、新興宗教を問わず、宗教が発展する時代にもなるだろうと思います。それは「人の心」にまつわる問題が、それだけ増加してしまったという証明だと思うのです。あの世にまでそのような無縁社会を持ち込んで、安心して成仏できるのか、凄く疑問に感じる事が有るのですが。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年10月30日 (土) 23時46分

区画整理については、行政が作成した青図面が主体で地権者で組合を作り行政とは別に進められます。上下水道や道路整備や用地は地権者から減歩により土地を少しづつ削り取り事業用地や公園、工事費まで負担します。減歩による土地を保留地として売却して事業資金の一部にもなります。結果、安い農地が評価額の高い土地に変わってしまうのですが、固定資産税は非常に高額にもなります。大区画の個人住宅限定の区割りが出来たらそれなりの階層の住人が増え地域も良くなるのですが、農家は売却を嫌います。土地譲渡税が高いのでアパート、マンションを借金して作り長期間家賃収入源として不労所得により長期に安定した生活を望むものですが、入居者は不動産屋任せになるから問題なのです。みずほ台は現在のふじみ野の様な状況も在りましたが、借家が古くなれば家賃を下げないと税金も払え無い状況にもなります。結局、安い家賃には身元不明者や外国人専用の税金も払わない。払えない住人アパートが増えてしまった訳です。建て替える資金も難しいので、益々地域単位で質の低下が顕著にあらわれますが、行政は税金を取れるだけとって、入居者の選別や質についても不動産業会への申し入れも一切しないようです。また、生活保護者には家賃補助もありますから、ボロアパートの大家は助かりますけど!今度は行政や国が肩代わりに家賃を払う状況にも成るわけです。でも、大家を経由して税金を回収するような状況ともいえます。
益々住宅環境が悪く成っていきます。

投稿: むさしの | 2010年11月 1日 (月) 07時11分

 土地区画整理事業なのですが、私の人生の中で既に2回体験したので、どんな事業なのかは理解しているつもりです。

 ただし、これは経済環境が良くて不動産価格が右肩上がりになっている時代が前提で、減歩をしても土地の価値が大幅に向上する事を前提とした事業だと思いますから、その前提が成立しないような社会経済環境では、土地区画整理事業の開始は今後は無理だろうと思います。税金がいくら高額になっても、払えるような経済環境も必要ですね。すなわち、土地は「高度利用をして」ナンボの物だと思いますから、遊休地では全く意味が無く、かえって金食い虫だと思います。

 土地売却は、農家の場合には難しいようなので、それでは事業用定期借地権の売却とか、建物リース事業ではどうか?とも思います。建物リース方式は、個人が借りるような小規模集合住宅(アパート)のような物ではあまり意味が無く、例えば大型商業施設であるとか、企業のデータセンター用の建物とか、特殊建物も視野に入るだろうと思います。データセンターは、都内に立地すると震災とか水害の脅威も有るので、あえて郊外に立地するニーズも存在するだろうと私は思います。農家の土地の高度利用は、JA(農協)などが旗振りを演じて欲しい分野です。

 それから土地区画整理事業は「ハード整備」の事業であって、土地利用の推進、商業振興、そこに住む地権者や住民の考え方の改革、「人の心」といった「ソフト面」の対応は、何も出来ないだろうと思います。私が重視しているのは、そのようなソフト面の話なので、仏作って魂入れず状態の「リズム」のような状態は論外だと思っていますから、ふじみ野の他の分野でもおかしい事があれば、それはソフト面から直して欲しいというのが私の意見です。

 それには、地元での教育とか適切な人材育成(特に若手)が必要だと思いますし、専門家からの助言が無いと全く進まない話だろうと私は考えました。ソフト面の専門家です。土木・建設などのハード面の専門家は既に多数いると思うので、そのような話ではないです。

 ふじみ野の街は、「田園調布」のような超高級住宅地に改造して行くというコンセプトは、適合しないでしょうか。「貧乏人お断りの街」になってしまうとは思いますが。たとえば年収3000万円以上の人を歓迎といった街です。東武東上線の沿線ですと「ときわ台」の前例も有ると思うのですが、東武さんのやる事はどうも中途半端で首をかしげております。「ときわ台」が「田園調布」並みになったとは、私は思わないです。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年11月 2日 (火) 06時31分

竹内様
毎度長文のコメント恐縮します。当地域も高齢化社会に入り人口減少傾向と、地域社会が崩壊しつつあるように感じます。世代交代が進まないと新しい街づくりもダメでしょうか?
富士見市と上福岡市は以前革新市政が長期に亘り続いた結果、政党の政治力をバックに入職した職員が管理職や幹部職員になっているためでしょうか、情報保護制度の過度の適用も重なり弱者救済のためと称するバラマキ行政が選挙目当でしょうけど富士見市ではいまだに続いています。
国の官僚の天下り同様で
全く改善も見られません。そのため、安い家賃にはそれなりの住民や生活保護者が増加傾向に感じますし、鶴瀬駅付近のマンションの指定暴力団組事務所入口には最近1ヶ月以上警察官が完全装備で警杖を持ち警備してます。暴力団の力を必要とする住民が富士見市では多いといえます。ふじみ野市の組事務所も同様でしょう。特定政党や政治宗教団体により農家や資産家から税金を取りばらまく状態では。社会常識も当地域では通用しません。金が掛からない駅周辺を禁煙地域に指定してアピールするのが精一杯の行政力ですね。現状では、金が無く食えない人は富士見市とふじみ野市においでください厚くもてなします状態ですから、
ららぽーと再開発も動き始めたようですが、市として今迄は何もしてない状況でした。共産勢力と敵対出来ませんし、某政治宗教団体や地権者、付近住民との板挟みに責任回避したと言えます。動き始めた原因は別の理由からですし、現状打破しようとする努力家がいたのです。
政治面では県会選挙を予定して選挙区変更して現職一名から二名になるようです。 予定者は名誉欲望に限り無しの状態で市長の親戚だそうです。どうりで、市外県会議員の息子を富士見市では早々と管理職登用したんですかね〜市民からは見えない部署とのこと(笑)
暮れにははっきりしますが。私自身の理想は川越市辺りが富士見市を吸収合併して今までの状態を影も形も無い状態でチャラにして欲しいのでけど!
さいたま市と競合出来るような指定都市に成らない限り住みよい環境には成らないと思います。職員に対しても、掛け声だけの公正公平だけなら能力も生かせないと思います。

投稿: むさしの | 2010年11月 3日 (水) 19時29分

 困った問題が色々と有るような雰囲気なのですが、どうなのでしょうか。

 某革新政党の話は、上福岡市立の某保育園のPTA会長に私が着任していた時期があったので(20年近く前の話です)、職務の関係上、嫌でも某政党と付き合った時期がありました。どうも庶民感覚とは、ずれている点もあり、どうして中立的であるべき「PTA活動」に対して特定政党からの影響が強いのか、私には良く理解できませんでしたが。学校等・家庭・地域の連帯(ガッカチレン)という話は有るとは思うのですが。公共事業に対する特定政党からの影響というのは、現在も変化無しなのでしょうか。長~い経緯の有る話なのでしょうね。

 来年には地方選挙が有って、色々と話題になる話が増えると思うのですが、私の目先の関心は、国において与党になっている大政党はどうなるのか?という点です。大政党内部の問題を、いまだに解決できないようですから、この大政党に地元の大切な行政をまかせて良いのか、かなり懸念をしている訳です。

 あと地方公共団体の内部に人事処遇の問題が有る事を感じるのですが、そのような事は「人事処遇のクレーム処理の窓口」などで処理できないのか?と思います。当ブログで遠吠えをされても、私の力が及ぶ分野ではなく、全く解決しません。そのようなクレーム対応部署を持たない地方公共団体は、最初からどこかが間違っていると思います。「コンプライアンス」の1つの分野ですし。

 ご自身に対して何か人事面で不利な状況が発生しているのであれば、なおさら対応面の工夫が必要になると思います。

 あと「世代交代」の件は、必要だと多います。現役の方が全員この世からいなくなり、人が完全に入れ替わらないと、もう当地では何も起きないような気がしています。商業施設の「リズム」が、あれだけひどい状態でも放置されているのですから、行政の対応力も含めて非常にまずいです。私のような外部から来た人が、かなり強引に改革しないと駄目でしょうか。私のような人が、地元で信頼を得ているのか、まだ良くわからないです。

 愛想をつかした外部の人は(私自身の事ではありません)他地域に転居して逃げる可能性も有ると思います。そうなりますと、人口減少、事業所数減少、税収減少、地域の活力低下です。たとえば、東急東横線沿線と真正面から競争をして勝てるのか、検討をして欲しいです。あちらはバックに東京と横浜の2大都市が有るので強敵です。駄目だと思うのであれば、関係者は本日からでも対応開始です。東京メトロ副都心線が絡んでいる当地においては、2012年度に東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線との相互直通運転開始予定です。時間の余裕がありません。今は既に2010年度です。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年11月 4日 (木) 05時37分

竹内様
長文失礼します。このタイトルではキリがないですね。私自身が憤慨して許せないのは、また、富士見市の話ですが、将来に向けた発展性は小手先での修復はダメでしょうね?私自身は見限っています、働らかざる物、食うべからずの親の教えてが身についてますが、住民代表たる議員の質の低下と選挙目当てでのリスク回避、今までの経過ではららぽーと再開発では全く議員個人の意見や思想が全く見受けられません。政党等派閥を後ろ楯にした職員の自己保身やリスク回避した部署への集中や夫婦共稼ぎの管理職が富士見市では何組いるのか知人の職員に聞きましたが正確な数字が判らないそうです。議会でも市政を牛耳る職員のご機嫌を気にするのか質問も統計も質問は一切ないそうです。
選挙では住民の質が結果にでるのでしょうね〜
例え話で民主党が外国人に選挙権を与えた場合で小さな市に外国人が多数押し掛け居住して選挙したらどうなるか結果はわかりますよね。この市は同じように見えます。
市長は単なる挨拶要員に過ぎず。裏市長が各政党や派閥の職員優遇とか人事を取らし切っているらしいとのことです。人事担当部署や職員採用部署は某宗教団体職員が以前から独占してますので!確認済みです。
市民向けに市内各所で説明会が有りましたが、地域役員に事前に動員を掛けたようですし、参加人数も非常に少なかったようです。頑張っている雰囲気を出していますが、統計的に纏めて数値化するだけでしょうね〜
只で金貰ってる住民はまず参加しないと思いますよ。
他市住民がクレームを訴える場所は存在しません。職員の場合には不利益処分を受けたら、公平委員会に提訴できるようですが、執行部から専任された委員ですから結果はバカでも理解できますね。この市に資産があり納税してますが、農家は全部金持ちではありません。また、黙って無条件に金を出す貯金箱じゃないです。給料から納付した税金が生活保護者のになったり、選挙目当てならばゆるせません。
また、ふじみ野市長選挙で落選候補者の選挙事務所に挨拶に行った富士見市の現状分析の甘さを露呈しました。
富士見市はこの辺で!
次からは旧大井町の元市長の市政にかえましょうか!

投稿: むさしの | 2010年11月 7日 (日) 00時34分

 むさしの様、こんにちは。

 もう富士見市の状況、噂話は理解したので(噂話が本当かどうかは、私自身で検証する手段が無いので、基本はノーコメントです。)、そろそろ他の話題が欲しいです。食傷気味になってきました。おなかいっぱい状態です。

 私的には、富士見市職員の個人を特定できる状態で(見るべき人が見ると、誰の話なのかは特定できています)、誰かを非難するのは、私のような第三者のブログ上ではあまり良いようには思えないです。このブログはメディア(報道機関)ではありませんし。報道機関であれば、「プロの記者」がきちんと情報検証、裏付け取材をするのですが、素人には時間的制約もあってそれが出来ません。記者クラブの存在も、取材の制約になると思います。

 数次にわたり投稿された内容は選挙結果に影響するかも知れず、特に選挙期間中になりますと、それは微妙な問題になると思います(公職選挙法の文書違反などの可能性)。来年には選挙が有るので、ご配慮下さい。

 あとブログは「特定電気通信」の一種なので、「プロバイダ責任制限法」の規定により第三者から何らかの申し出があった場合には、それに基づいた対応を行う事になると思います。現状では何も情報削除は行いませんが、ブログはそのような特性を持つとお考え下さい。

 参考資料
 http://www.isplaw.jp/

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年11月 7日 (日) 02時01分

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