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2010年11月28日 (日)

地域リハケアネットワーク、地域のパワー

 不勉強にして知らなかったのですが、このような組織が存在しているのですね。

 http://www.kaigo-guide.com/item/24120

 地元でもケアホームが新設されたり、地元経営による高齢者福祉施設が開設されたりしていて、福祉分野は次第に注目を集めているように思います。少子化の影響で先行きが不透明な「児童福祉」の分野よりも、高齢者福祉や障がい者福祉の方が「ビジネス」としては成立しやすいといった事情も有るのでしょうか。ふじみ野市の高齢化率が最近になって20%を超過したという話も見聞しています。街も人も「歳を取る」ので、対応が必要だと思います。

 ところで、このような活動が存在する事を知らせる「地域メディア戦略」という物が、ふじみ野エリアにおいてはどうなっているのかも、良くわからないです。インターネットの「地域ポータル」を運営する試みも過去に何度か有ったと思うのですが、それを何10年間も安定して運営するには組織的な対応が必要ですし(個人でとても手におえる物ではない)、地域メディアの分野における老舗と言える「CATV」(ケーブルテレビ)や「コミュニティ放送」(コミュニティFM)や「ミニコミ誌」等に対する扱いもふじみ野エリアにおいてははっきりしないなど、「地域のパワー」を発揮させる取り組みは当地ではかなり物足りないです。USTREAMやニコニコ動画(ニコニコ生放送)についても、ふじみ野をテーマにした物が有るのか探したのですが、なかなか発見できないです。

 当地は近年では「埼玉都民」が多い土地柄ですし(元は農村地帯でしたが、急速に都市化した)、毎日の通勤・通学で「東京との格差」を目の当たりに見せ付けられているだけで、ふじみ野には親近感が無く、シラケ状態になってしまっているのでしょうか。会社を定年退職して「地元デビュー」する埼玉都民が増えない限りは、「地元パワーの充実」というのは改善されない問題なのかな?と私は思いました。

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コメント

 今更なのですが、少し調べて気がついたのですが、この活動は「地域の介護・医療事業者のそのほとんどが参加」しているという、この分野ではかなりメジャーな存在なのですね。

 関心が無い事、専門外の事はなかなか見えて来ないという事実を改めて確認したのと、「地域メディア戦略」の重要性も考えたところです。他にも、このような活動が地元ふじみ野に存在している事を知らない人が多いだろうと思います。

 身近な所では、高齢者専用の賃貸住宅問題(高齢者の孤独死の可能性が有るので、賃貸オーナーが高齢者の入居を嫌う事例が多い)、「日常生活を支える身近な商店」が地元から消滅しているという問題が有ると思っています。リズムの地下スーパーの閉店・消滅など、典型的な問題事例だと思います。縦割りではなくて、専門家同士がちゃんと水平連携すれば、街づくりが今日のような状態にならなかった筈だと思います。無策のままですと、いわゆる「ニュータウン病」が当地では進行すると思います。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年11月28日 (日) 07時30分

 慢性疾患や後遺症を抱える高齢者の場合ですが、従来ですと「病院」に長期入院していた事例が多かったと思います。

 しかし高齢化社会が進展すると、このような患者ばかりでは病院が満床になり、緊急性の高い医療には支障を来たすなど(健康保険・介護保険なども、運営が困難になる)、色々と問題が増えたと思います。そのために、高度な医療ケア、介護を行う外部施設が次第に増えているのであろうというのが私の認識です。

 自宅介護という方法を採る場合も有ると思うのですが、自宅の改修工事が必要になったり、各種の介護用品を準備したり、家族に負担がかかって家族まで病気で倒れる事例も有るので、そのあたりは自身の高齢化や病気も想定して、良く考えないといけない課題だと思います。「老い」の問題は、誰に対してでも公平にやってきますし、事件・事故・病気などで、いつ自身が「障がい者」にならないとも限らない訳ですから。

 自宅介護のために会社を休む人、退職する人が増えますと、企業にとっても損失になって行くと思いますから、社会全体で支える仕組みが必要だろうと思います。自宅介護のために「就労の機会」が無くなるケースは、どうなのだろうか?と思っています。自分の親や配偶者、子供、その他の関係者の介護ために自分の人生を全て捧げるという覚悟は、それはそれで尊い事だとは思うのですが、そのような選択肢だけで良いのであろうか?という視点です。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年11月28日 (日) 07時44分

 ふじみ野市の公式サイトではありませんが、下記のような外部サイトに掲載されている情報からも、現状に迫る事が可能そうです。

http://www.kaigosodan.com/sichouson/institution_saitama-425-1.html

 要介護認定者の状況にもよると思うのですが、個人的には通所型で「介護」と「リハビリ」が一箇所で片付く施設が良いようにも思うのですが。要介護の状態が重篤ですと、それでは間に合わなくて入所型になってしまうと思います。

 ただし入所型ですと「家族とのきずな」が途切れるような予感がします。「現代の姨捨山」のような状態になるとまずいかな?と思います。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2010年11月28日 (日) 07時59分

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