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2010年12月23日 (木)

無線LAN 802.11b/g の混信問題

 久しぶりにIT関連の話ですが、最近 802.11b/g 対応の無線LAN装置(周辺機器)を設置しました。我が家では、802.11aを使うのをデフォルトにしていたので、802.11b/g は本来は使いたくなかったのですが、機器側が対応していないので、やむなく 802.11b/g を使う事にしました。

 802.11b/g で使っているのは、2.4GHz帯になっており、周波数に余裕がありません。そのあたりの事情は、下記のサイトなどでわかると思います。

 http://www.infraexpert.com/study/wireless3.html

 最初、13チャンネルで設定をしてみたのですが、案の定、近所の家との間で混信が発生し、かなり通信が不安定な状況でした。11チャンネルに変更して、やっと通信が安定したと思われます。周辺機器はデジタル複合機なのですが、プリントが途中で止まるとか、通信速度が遅いなど、色々な障害に見舞われました。

 無線LANは、元々 免許不要局なので周波数がバッティングする可能性が有るのは避けがたい問題だと思います。せめて近所同士で相談して周波数の調整をすれば良いかな?とも思うのですが、どの家で無線LAN機器が使用されているか特定するのがまた大変で、なかなかそこまでの対応にならないです。また、いちばん端の13チャンネル(日本専用周波数の14チャンネルは除く)というのは、RF回路のフィルター特性の関係で、元から利用が難しい可能性も有ると思います。

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コメント

11chで暫く使っていたのですが、今ひとつ安定性に欠けるので、周波数利用状況を再確認しました。下記が、結果です。

 1ch 中
 3ch 弱
 9ch 中
 11ch 強(自宅)
 11ch 弱

 こんな状態なので、避けるのが難しいです。

 14chは空いているのですが、手持ちの製品が14ch(日本専用周波数)に対応していないので、1つ無駄になっています。

 一方、5GHzは自宅機器の48chが利用されているだけでガラガラであり、2.4GHzの大混雑が際立っています。

 こうなる理由を考えたのですが、ゲーム機などの安物は2.4GHzしか対応していない機器が多いからだと思っています。対策は5GHz対応が有効だと思うのですが、コストが高くなるせいか5GHzまでちゃんと対応しているWi-Fi製品は比較的少ないです。特に安物の製品は対応していないのが痛いですが。

 802.11gを使っても、2.4GHzがこの混雑では、通信性能は良くならないですね。どうもWi-Fiの現状は、矛盾に満ちているよう見えます。

投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2011年1月29日 (土) 13時30分

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