ふじみ野は安全・安心都市か?
毎年1月17日や防災の日の時期になりますとこれが気になりますので、取り上げます。
*前提条件として私が「神戸出身」だという事があり、防災・安全問題、リスク対策は特に気になる訳です。
今年は、山陰地方で大雪被害があり、それに伴い「停電被害」も頻発したという事で、「長時間停電」した場合に対策について少し考えてみました。
昨今の電話機やブロードバンド対応機器などの「電気通信手段」なのですが、電力会社からの電気が来ている事が利用の前提になっていると思います。日本では「長時間停電」は殆ど無いとして、病院などの一部機関を除いては、「停電」については本気で厳重な対策を行っているようには見えないです。
一般家庭でも、NTTの「黒電話」(局給電だけで動作する)は、ほぼ絶滅状態のようですし、NTTの「ひかり電話」のように停電すると全く動作しない電話回線も有るので、対策を必要としていると思います。携帯電話は、一見するとOKそうに見えるのですが、長時間停電に対応可能な基地局は少ないだろうと思います。(基地局のバッテリや発電機の燃料が切れると使えなくなる。ワイヤレス・ブロードバンドも同様。)
照明については、停電すると「ろうそく」という家が現在でも有るかも知れないのですが、ろうそくの転倒などによる火災には注意が必要だと思います。最近では「LED照明」の普及のきざしが有り、直流点灯が可能な防災用器具を用意すれば、LEDは消費電力が少ないので、かなり長時間使える可能性が有ると思います。太陽光や風力などのローカル発電も有れば、ベターだと思います。
暖房器具とかも、最近ではエアコン暖房や電気が無いと動作しないファンヒーター等が増えているので、対策を必要としていると思います。芯だけで動作する旧式な石油ストーブが役立つと思うのですが、これも転倒などによる火災には注意が必要だと思います。また芯式の石油ストーブは、普段から点検をしておかないと、イザという時には着火できないですね。灯油の備蓄も、油の変質には注意が必要だと思います。
テレビは「ワンセグ」が役立つと思うのですが、受信機の消費電力がかなり大きいので、これも電源対策が必要だと思います。要するに、現代人の生活は「電気」への依存度が高いので、これの対策をしないという話は無いだろうと思っています。乾電池の買い置きといった簡単な対策も有りますが、それだけですと使える機器は限定されると思います。
昨今では、地域が「無縁社会」になってきているので、このような簡単な事の情報交換も困難になってきていると思うのですが。
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コメント
はじめまして。リズムのリニューアルですが、11月からイオンショッピングモールになるそうです。今週末からタワー住人に説明会があります。
投稿: | 2011年1月 9日 (日) 16時42分
こんにちは。情報をありがとうございました。(ちょっとおかしな場所にコメントが付いているようなのですが、そのままにしておきます。)
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2011年1月10日 (月) 07時52分
今年も1月17日、午前5時46分(阪神・淡路大震災の発生日時)を経過しました。本日は、神戸の現地では祈りの1日になると見聞をしています。
当地ふじみ野では、幸いにしてこのような大問題は発生していません。過去の関東大震災や戦災等では、目だった影響を受けなかったと見聞しています。土地区画整理事業も完成しており、建物も新しいので、物理的には比較的安全な地域だと思われます。
しかし「無関心」「無縁社会」「埼玉都民」「高齢化」「財政難」といった脆弱性課題が当地には有ると思いますし、祈っているだけで今後も大災害や戦災が当地に対して襲ってこないという保証は無いと思いますから、注意をして行きたいと思っております。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2011年1月17日 (月) 06時24分
ちなみに当地ふじみ野の場合には、下記のようなNPO活動が存在していると思います。まだ緒についたばかりだと思うのですが、今後の発展に期待したいと思います。ソフト面のみならず、災害対策装備・備蓄、専門知識(災害対応の専門家養成)といった課題も有るだろうと思います。
http://nposaitamanet.or.jp/
http://nposaitamanet.or.jp/npoplaza/
とにかく1995年の時点では、このような取り組みはあまり無かったと思うので、右往左往でひどい状態になったと思います。病院ですら「野戦病院」状態になったと思います。ケーススタディ、訓練も必要だろうと私は思います。きちんと対応しておかないと、「日本は災害危険地域だ」として、国際的な評価も下がってしまうかも知れないです。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2011年1月17日 (月) 06時34分
通信手段ですが、おそらく基本的通信手段である「一般加入電話」(アナログ電話回線)は最初に復旧すると思われるのですが、皆様のお宅ではこれに対応する電話機・電話回線モデム等の備えは有るでしょうか。
PCであれば、お手持ちのPCに一般電話回線用のモデムが装備されているかを今一度確認して、ダイヤルアップISPとの接続も可能か点検をすると良いと思われます。
通信確保以外にも、点検する事項は沢山ありますね。
投稿: 竹内@ふじみ野.東上 | 2011年1月17日 (月) 06時45分