リスク管理・防災

2011年9月13日 (火)

ゲリラ豪雨と雨漏り被害 (ふじみ野地域) (その2)

 以前にあったバルコニーからの雨漏りの件ですが、メインの排水の改善と共に、オーバーフロー配管を設置すると再発防止できる可能性が高い事がわかりました。「小屋根」も設置するとさらに完璧でしょうが、予算次第という話になりますね。いわゆる「テラス窓」(掃きだし窓)の設置高さも、家の設計時には注意した方が良いです。テラス窓と防水層の境界線の所から漏れ易いのですから。

 壁の中や天井裏、電気関係などの被災状況も、念のために調べる必要が有るかも知れないです。漏電ブレーカーは動作しなかったので、乾燥させただけにしていたのですが、本来はきちんと絶縁試験を行って、怪しい箇所は改修する必要が有るでしょうね。

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2011年8月 7日 (日)

ゲリラ豪雨と雨漏り被害 (ふじみ野地域)

 8月7日の夕刻なのですが、時間雨量が100ミリを超えるのではないかと思われる大雨になりました。激しい雷も伴っており、東京電力の停電が4回ほど連続で発生して驚きました。この手のゲリラ豪雨なのですが、昨今では日本各地で発生しているようですね。

 我が家ではこの件で雨漏り被害が発生し、戸建住宅の2Fバルコニーが排水不良の状態となっていたので、防水層の上端まで水位が上昇して階下に雨漏りしました。壁内部や天井裏の浸水、壁面からの漏水、床面の浸水、天井照明器具の浸水などになったのですが。幸いにして、漏電事故には至りませんでした。(漏電ブレーカー動作せず。)

 バルコニー問題は、しばしば有ると思うのですが、落ち葉や土砂で排水口が詰まる恐れが有るので、注意しないといけないです。既知の問題なのにメンテナンスを怠った私が馬鹿でしたという事になります。ビルやマンションの陸屋根などでも発生する恐れが有るので、皆様も排水口のメンテナンスにはご注意下さい。ふじみ野エリアでは、畑などから土砂が飛んで来る量が多いので、要注意箇所だと思います。防水層自体も、保守修繕が必要ですね。我が家では、過去に修繕しています。

 パソコンにもUPSが付いておらず、今後の計画停電の問題も有るので、いよいよ購入して接続しないといけないかと考えました。

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2011年4月 9日 (土)

放射線影響に関する報道用語

 原発事故の件は、当地でも少しずつ影響が出る筈だと推察をしています。

 昨今の報道で「直ちに健康に影響するレベルではない」という表現がしばしば出ていると思うのですが、私の解釈では これは「急性の放射線障害」に関する話だと思っています。放射線障害については、これ以外に内部被曝に起因した中長期的な影響が有る筈なので、実際に欲しいのはそちらの情報だと思います。(もし間違えて理解している場合には、ご指摘下さい。)

 なお放射線関係の業務に従事していない、一般人の自然界以外で浴びても良いとされる年間許容量は1000マイクロ・シーベルトとされていますね。

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2011年4月 2日 (土)

東武東上線のダイヤ

 「東日本大震災」から3週間経過しましたが、ふじみ野の地元の皆さん、如何お過ごしでしょうか。もし、身内に被災された方がおられた場合には、お見舞いを申し上げます。

 ふじみ野でも「間接被害」が、かなり出たと思います。東上線のダイヤについてまとめますが、3月14日の週は、ほとんどまともに動かず、クルマ通勤、徒歩、自転車、タクシーなど難儀でした。これでも、神戸の「長期不通」よりは、かなりマシな状態でしたが。(列車代行バスに乗るため、大行列。)

 3月22日以降は、休日ダイヤを基本とした特別ダイヤになり、かなりマシになったと思います。4月1日以降は、ほぼ平常ダイヤになったと思うのですが、まだ一部列車や区間の運休が有る状態ですね。メトロとの直通運転が復活し、メトロの車両も東上線内で見られるようになったと思います。

 夏になるとまた電力事情が悪化しそうなので、不便なダイヤに逆戻りする事を覚悟しないといけないかも知れないです。それにしても、こんなダイヤは「戦争」でも無い限りは見る事は無いだろうと思うのですが、まさに今が「戦争」に匹敵する 悪い社会状態なのかも知れないと思っています。

 過日に関西に用事で行ったのですが、関西は何事も無かったように平和に見え、かなりの差を感じました。次第に関西や西日本の時代になって行くような気もします。

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2011年3月23日 (水)

未曾有の大災害による影響

 「東日本大震災」関連ですが、ふじみ野地域では地震や津波による直接被害は、殆ど無かったと考えています。しかしながら、それ以降に始まった間接被害、たとえばガソリンを始めとする物不足であるとか、電力不足による計画停電、さらに これらに起因する交通機関の混乱、経済活動の停滞など、色々な影響が出たと思います。東北地方に重要な事業所を持っている企業も数多く、そのような企業では西日本を含む生産活動にも影響が出て、たとえば自動車の完成車の生産ラインが正常に稼動している所は、日本国内では現時点では数える程しか無いと思います。特に「ジャスト・イン・タイム」方式の生産管理を徹底していた業種では、関連する工場や物流システムが破壊されると、たちどころに困る事になると思うのです。西日本に拠点が集中している企業(関西系企業など)は、比較的影響が少なかったかも知れないです。(阪神・淡路大震災の時とは、逆方向の結果かと。)

 さらに、日本国内において広島・長崎以外では誰も経験した事の無い「原子力災害」の問題が有ると思います。事故を起こした原発の至近距離のエリアではもちろん、現時点でも原発からの放射性物質の漏洩が停止した訳ではないと思うので、環境の中に存在する放射性物質の具体的な数量に、次第に注意を払う必要が出てきたと思います。この点は、風評被害も含めて、関係方面がきちんと対応しませんと、本当に「東日本全体が壊れてしまう」結果になりかねないので、ふじみ野という狭い地域の話を超越した、大きな問題になってきていると思います。

 地元の地方公共団体である「ふじみ野市」や「富士見市」は、市民生活の安全・安心を守るために、有効な情報や行動指針を出してくれるのでしょうか。特に「広域避難を」という大問題に もしなるとすれば、国や県とも連携してすみやかな対応を、と述べておきたいと思います。

 日本には広島・長崎の経験があって、放射線関係には豊富な経験が有るので、過度に恐れる心配は無いと思うのですが、「念のため」という話です。まあ「神戸人」の性格として、こんな事を考えてしまいました。ベクレルとかμSV/hといった放射線管理の経験の無い方には耳慣れない単位、用語も沢山出現しておりますが、それらも専門研究機関のホームページ等に豊富な情報や解説が掲載されていると思います。日本の長年の研究成果だと思います。日ソの冷戦時代には、「大気圏内核実験」という物があって、大量の放射性物質が環境の中に放出されたと思うのですが、それが地球環境に存在していても人類はちゃんと生きているので、今すぐに心配という話ではない筈だと思っているのですが...。

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2011年3月20日 (日)

自動車交通の変化 (燃料不足問題)

 最近ですが、「クルマの稼働率」が、だんだん低下していると思います。通常の3連休とは、全く様子が違うと思うのですが。渋滞が殆ど無く、ガラガラ状態だと思います。

 原因は、まず間違いなく「燃料不足」だろうと思います。ガソリンスタンドは、ふじみ野の近くではどこも品切れ、閉店状態で、給油する事ができません。埼玉県日高市の知人とかに聞くと、ふじみ野よりも郊外の地域では まだスタンドが開いているようなのですが、ふじみ野付近の品薄は深刻だと思います。

 これでは、仕事や用務でクルマが必須の方は燃料を節約するしか無いと思います。「日産リーフ」「三菱アイ・ミーブ」等の純電気自動車は影響を受けないと思うのですが、電気自動車を今 持っている方はごく少数でしょうね。クルマを将来も安定して利用するにはどうしたら良いのか、考えるチャンスになっていると思います。短期的には自転車の利用や、公共交通との役割分担を考えないといけないと思うのですが。宅配業者の「自転車便」を、ふじみ野付近でも見かけるようになったと思います。

 とにかく異例の社会現象が、色々と発生していると思います。

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地震酔い (東日本大震災関連)

 今回の一連の災害は、まさに異例だと思います。

 まず「阪神・淡路大震災」の規模を数倍にもしたような巨大地震に始まり、その次は高さ10メートルを超えるような大津波、そしてトドメは福島の原子力災害と来ました。驚く事ばかりです。

 被災地からは、埼玉県も含めた広域避難も始まっていると思います。まさに「現代の疎開」だと思うのですが。とりわけ、原子力災害の地域からは、長期の避難になる可能性が高いと私は思います。もし身近にそのような被災者が来られた場合には、暖かく迎えたいと思っております。お互い様という話があり、いつ自分が世話になるか、わからない訳ですから。

 そのような現地を比較すると、取るに足らない問題かも知れないのですが、毎日のようにやって来る震度3~4程度の余震で(緊急地震速報が鳴る回数も増える一方)、地震が来ていない時にも何となく体がフラフラ揺れているように感じる方は、おられないでしょうか。どうも「地震酔い」と呼ばれる症状らしいのですが、超高層マンションとかでは強風時の揺れも有るので、気になる症状だと思っています。

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2011年3月19日 (土)

「東日本大震災」で変化したこと

 通称「東日本大震災」なのですが、直接の被災地はもちろん、ふじみ野を含む首都圏での生活にも、色々な影響を与えていると思います。主な物を、あらためてまとめておきました。

 ・計画停電。
  (計画停電の予定を毎日確認する習慣。徹底的な節電対応。)
 ・計画停電に伴い、鉄道の運行の間引き、不安定化。
  (列車ダイヤを毎日確認する習慣。帰宅困難な場合、宿泊手配。)
 ・何故か店頭から物が消えて行く。燃料、食品、日用品など。
  (オイルショック時の騒動の再燃。)
 ・燃料などの物価上昇。
 ・外食産業等でも、欠品、大盛不可など異例の扱いが増える。
 ・消費マインドが冷え込み、日常品以外の店舗での売れ行きが悪化。
  (企業業績の悪化傾向。)
 ・投機マネーの不規則な動き。
 ・宅配や郵送が、標準日数では届かない。
 ・原発事故に関連し、放射線関連に注意を払うようになった。
  (シーベルト等の単位の日常化。測定局のデータのチェック。)
 ・食品の放射性物質による汚染について、暫定基準が出来た。
 ・埼玉県でも、被災者の広域受け入れが開始された。
  (さいたまスーパーアリーナなど。)
 ・海外も含めて、見舞いの電話やメールが沢山来る。
 ・通信が混雑して、利用しにくい場合が多い。
 ・放送は災害報道一色。民放のCMも一時休止。

 今までは考えてもいなかったような大きな変化で、驚きます。もう「阪神・淡路大震災」の時の経験を超えたと思います。東日本全体がおかしくなってしまうのではないか?と懸念をしますが。

 日本は、過去に震災、戦災、原爆投下など、何があっても復興してきたので、今回も大丈夫であると信じたいです。復興後は、むしろ以前よりも繁栄する場合が多かったと思います。たとえば、「原発事故」「計画停電」をきっかけとして、日本では世界最先端の「スマートグリッド」「スマートハウス」が真っ先に整備されるような予感もします。もう、原発の建設は不可能に近いでしょうから。

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2011年3月18日 (金)

計画停電対応の特別列車ダイヤ

 昨今の計画停電に対応して、鉄道会社は毎晩ダイヤ改正作業を行っているような物で、大変なご苦労だと思います。関係する方が体を壊したりしないかも、気がかりなのですが。

 特別ダイヤの作成なのですが、いくつかの法則が有るように見えます。

 ・一部区間の運休。(埼玉県のような郊外区間は、犠牲になりやすい。埼玉の悲しさ?)
 ・列車の間引き運転。(たとえば、1本おきに運転するとか。)
 ・直通運転をしない。(ダイヤの混乱に、事前に対応する。ダイヤ編成の容易化の目的。)
 ・特急などの、消費電力の大きそうな列車の運休。輸送力確保の目的もある。

 列車の全く走らない時間帯や区間が有るとやはり不便なので、最高速度や加速を犠牲にした「省エネ運転」でも良いので、何とか全ての時間帯や区間で運転できないものか、とも思いますが。大幅な間引きでも良いので、とにかく走らせて欲しいなと思います。最近竣工したばかりの「東武鉄道ふじみ野変電所」も、大元の東京電力が駄目な状態では、どうにもならないです。

 それにしても戦時中のような、こんな鉄道ダイヤ。日本の現代社会で見る事になるとは、全く想像すらしていませんでした。電気が乏しい時代の耐乏生活ですね。

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原発事故に関連して

 福島の原発事故なのですが、現地から当地までは200Km以上離れているとは言うものの、どうなるのか推移を見守っています。少なくとも半径30Km以内は、もう危険で近寄れないですね。外国基準ですと、もっと離れるべきという見解も有るようですが。

 ところで大出力の原発の代替電源とは、何になるのでしょうか? たとえば、原発の電気出力は大きな物は100万KW以上ありますが、東武鉄道ふじみ野変電所に併設されている太陽光発電は最大9KWで、しかも夜間は発電できず、実用性には非常に欠けると思います。火力発電はCO2を出すのでまずいですし、水力発電は建設すると山間部の自然破壊を伴うと思います。難しいです。東京電力の配電系統は細分化されていて、「計画停電」の実施で明らかなように、少し手を加えると「スマートグリッド」化可能な所まで出来ているので、そのあたりがヒントかな?とも思います。

 鉄道車両は、かなり省エネですが、東武8000系のような古い物は、計画停電の耐乏時代では全廃にしないといけないと思います。最新型と比較しますと、大電力を食いますから。加速や最高速度を制限する「限流値」も、規制するしかないでしょうね。省エネ対応の不便な特別ダイヤの時代です。特急やTJライナーなんて贅沢で、論外。新幹線も減速運転。

 それにしても今回の一連の災害。大きかった「阪神・淡路大震災」と比較をしてもさらに巨大な災害で、前例の無い「大規模原子力災害」まで付随しているので、気がかりです。東日本全体が壊れてしまいそうな勢いなのですが...。(物理的にはもちろん、社会面、経済面、実際の生活利便性でも。円高に起因する経済被害も発生しそうですが。)

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