「ららぽーと新三郷」へ行く。
今さらの話ではあるのですが、あの「ららぽーと新三郷」を訪問しました。ここなのですが、富士見市が「ららぽーと」の誘致合戦で競り負けた相手だと思いますので、個人的には注目をしている商業施設です。前提条件として、2つ隣の駅に有る「イオンレイクタウン」を比較対照としています。
まず第一印象なのですが、「イオンレイクタウン」ほどの巨大モールではないという事です。主要な部分は2階建てとなっており、階の上り下りは比較的簡単で、イオンのように1Km先まで延々とお店が広がっているといった事もありませんでした。もちろん、隣接している「コストコ」や「イケア」まで考慮しますと相当な規模になるのですが、「ららぽーと新三郷」単体で考えますと、あまりにも巨大だという事は無い訳です。
誘致されているお店なのですが比較的馴染み深い業種、お店が多く、「新三郷ららシティ」の住民、近隣住民のための業種についてもバランス良く考慮してあるという印象でした。「アカチャンホンポ」が誘致されているといったあたりに、そのような事を感じる訳です。
JR武蔵野線の利用もだいぶ増えたという印象です。これら2つの商業施設は、JR東日本にとっても無視できない存在だと思います。
将来的に見て「イオン」のような超巨大施設か「ららぽーと」のような中庸な施設のいずれが主流になるのかはっきりとしませんが、個人的には「イオン」のような超巨大施設は日常生活においては使い勝手が悪いと見ています。
ふじみ野の「アウトレットモールリズム」のような所は、もう本当に立場が無いような印象で、テナントの誘致状況、実際の集客状況などを見ますと「大敗」は歴然としていると思います。かつての外国オーナーが、施設改修工事とかも含めて どうしてここまで状況が悪化するまで放置したのか非常に理解に苦しむ所で(金儲け最優先の姿勢?)、あらためて商業や企業の「地元密着」の重要性を認識した次第です。「地域社会と共に歩む姿勢」の無い企業は、地元から嫌われて破綻の道を歩む可能性が高いと私は考えました。
*他の商業施設でも「チェーン店の支店が多い」という点を、私は懸念をしています。営業成績の良否については、チェーン本部から極めてドライな判断を受ける可能性が有ると思っています。
*既存のリズムですら商業振興が難しい状況なので、「ららぽーと」誘致に失敗した富士見市内の土地の場合にはどうなるのか、私は非常に注目をしています。
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