所沢

2010年5月 4日 (火)

核都市広域幹線道路について (その2)

 「核都市広域幹線道路」について、再度の考察をしてみたいと思います。

 現時点では、首都圏では いわゆる「3環状」(首都高速中央環状線、東京外環自動車道、圏央道)が最優先と考えられており、「核都市広域幹線道路」(第2外環道)の整備というのは、その後の事と考えられているように思います。しかしながら、この道路はふじみ野エリアにとっては重要な都市インフラであり、鉄道の「東西交通新システム」の整備空間にもなるので、当地の「交通戦略」としては極めて重要な物だと私は捕らえています。半世紀をかけてでも、取り組む課題だと思うのですが。

 残念であるのは、「土地区画整理事業」という千載一遇の道路用地確保のチャンスが過去に有ったのに、この重要道路の整備については特別な注意が払われていないように思える事です。現実性の無い大風呂敷だ、減歩率が増えるのは嫌だ、公害道路だ、街こわし道路の建設は嫌だという判断を下したのかも知れないのですが、本当にそれは正しい判断なのか、疑問に感じているところです。これだけ自動車ユーザーの数が増えているのに、正しい判断なのか?という訳です。(アウトレットモール・リズムの衰退にも、交通事情は影響したと私は考えています。いくら「鉄道の時代だ」と大声で主張をしてみても、どうしてもクルマの便の良い場所に、人々は向かう訳です。連休中の高速の大渋滞も、呆れる訳ですが。)

 現行計画の最大の問題点は、ふじみ野エリアから少し南西に行った所の「狭山丘陵」の通過かと思います。ここの自然を壊すようではかなり抵抗されると思いますから、この区間は私は「地下トンネル」での通過しか無いと思っています。首都圏における道路プロジェクトなので、費用面では実現性が有ると思うのですが。「高速無料化」といった、良くわからない政策を日本国政府が持ち出すと、新規のインフラ整備は大幅に停滞するだろうと私は思います。加速度的な道路整備を行う為に「有料道路制度」という物を採用している筈ですから。

 狭山丘陵ルートに現実性が無い場合には、代替案としてはその手前で北に向かって曲がる「連絡線」を建設し、既存の圏央道に接続してしまう方法も有ると思います。立川方面にまっすぐ向かう事は不可能になりますが、全く建設が出来ないよりは良いと私は思うのです。

 下記のサイトにおいて、かなり詳細に考察されていますので、あらためて紹介しておきます。

 http://tohazugatali.iza-yoi.net/kakukan/kakukan.html

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年9月22日 (火)

埼玉県道126号所沢堀兼狭山線と「赤坂の森」

 「埼玉県道126号所沢堀兼狭山線」というのが、以前から ふじみ野関連道路という事で気になっています。位置がわからない方は、下記のウィキペディアの記事を参考にしていただければと思います。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C%E9%81%93126%E5%8F%B7%E6%89%80%E6%B2%A2%E5%A0%80%E5%85%BC%E7%8B%AD%E5%B1%B1%E7%B7%9A

 この道路なのですが4車線のかなり立派な道路で、多くの区間が開通していると思います。ただし、途中に「赤坂の森」という重要な平地林(雑木林)があり、ここが武蔵野の環境を良く保全していると思いますから、これとの兼ね合いが重要だと思っています。「赤坂の森」には、亀久保交差点から西に向かって走りますと到達できます。私の立場は、「道路は欲しいが、環境も大切だ。」という物です。

 下記のように埼玉県内には「緑のトラスト」も有るのですが、道路建設とうまく両立するように願っています。場合によっては、道路を地下構造にするといった事も検討範囲だと思うのですが。それだけの工事費用を、県民が出す覚悟が有るか?という話です。

http://saitama-greenerytrust.com/
http://saitama-greenerytrust.com/sibu/tizu09.html

 この道路が完成しますと、川越街道や国道16号などの混雑が緩和されると思います。特にふじみ野エリアの川越街道は4車線化などの増強工事の予定が有りませんし、このような人家から離れた場所に建設される(通過交通を処理するための)バイパス路線に期待するしか無いのが現状だと思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 8日 (土)

大雨の予感 (その2)

 昨日なのですが、所沢方面で時間雨量が100ミリを超える大雨になったと見聞しております。ふじみ野エリアは、所沢から見て新河岸川水系の下流地域に相当する筈なので、河川の流量増加に伴う被害が出なかったか気がかりです。

 皆様の所では、大丈夫だったでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月21日 (日)

「トップ」大混雑

 「父の日」の影響かな?と思うのですが、食品スーパーの「トップ」を訪問したところ、かなり混雑していました。「角上魚類」の所の混雑が顕著だったのですが、人気は刺身、寿司、鰻に集中しているようでした。鰻なのですが、安価な中国産も復活していますね。

 なお「角上魚類」に関しましては所沢市内に単独店があって、品揃えはそちらの方が優秀なようです。道路(国道463号線)が渋滞の名所であるのが難点ですが。ふじみ野の都市圏ですと、まだ単独店を出せる程の需要が無いのでしょうね。所沢からのストロー効果の一種だろうと思っております。

 http://www.kakujoe.com/cont/map/tokorosawa.htm
 http://www.kakujoe.com/

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月24日 (日)

都市高速鉄道12号線延伸促進協議会

 「都市高速鉄道12号線延伸促進協議会」という団体が存在しているのだそうです。これは、現在「光が丘」止まりとなっている大江戸線を、埼玉県内の「東所沢」まで延伸する事を狙っていると思います。

 当地「ふじみ野」から見た場合なのですが、路線が「東所沢」方向に曲がってしまいますと、当地からは遠くなってしまうと思います。曲がらずにそのまま直進し、「新座」駅方向に向かい、そこから川越街道の地下を通して当地に向かうルートの方が自然に見えるのですが、この案では駄目なのでしょうか。当地付近では三芳町が最も財政的には恵まれている筈で、三芳町の鉄道無し自治体の状況を改善するためにも、三芳町、ふじみ野方面延伸案の方がベターなのでは?と私は見ました。

 現状の東所沢なのですが、武蔵野線ルートを使うか、所沢駅方面にバスで出てから東京に向かうルートになっているように思います。不便ですから、東所沢でも東京直結ルートに対する熱意は高いのでしょう。三芳町は、鉄道延伸についてどの程度の拘りを持っているのか、良くわからないです。

| | コメント (1) | トラックバック (0)