福祉

2010年12月29日 (水)

高齢者福祉施設が増加していく。「街」も歳を取る。

 ふじみ野駅からは いささか離れているのですが、こんな施設が拡張を予定しているのを見ました。

 http://www5.ocn.ne.jp/~itukikai/ooien.html
 http://www5.ocn.ne.jp/~itukikai/

 1993年に街びらきをし、「ニュータウン」だと思っていた ふじみ野は、「街も人も歳を取る」宿命に有ると思います。このような高齢者福祉施設を準備する事が必要になりますし、いわゆる「ニュータウン病」にかかって街の活性が低下しないように注意を要する状態だと私は思っています。

 引き続き若い人口が増えて「人口純増」にならないとまずいのと、商業や業務機能も充実して、来街者も増やして街の活性を維持しないといけないと思うのです。住宅が中心の街にして行くのであれば、ある程度は高額な税金を納める住民(所得水準の高い住民)が中心にならないと、なかなか地方公共団体の税収アップという事にもならないように思います。そのような方が転居して下さる魅力有る街づくりというのが、これまた重い課題だと思うのですが。

 例えば町並みが汚い、ゴミだらけ、魅力的な商店も少ないといった話になると、新しい住民がどんどん転入するかは、疑問になってくると思います。

 大井・苗間第二地域(東上線の東側)の土地区画整理事業が全く進まないのも気になりますが、ここはどなるでしょうか。制度的には、土地区画整理事業を放棄した訳ではないと、私は考えていますが。

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2010年12月 2日 (木)

NPO地域コーディネーター養成科

 以前に掲示板の方で話題になった「彩の国さいたまNPO プラザふじみ野」関連の話ですが、下記のような案内が出ていました。現地にも、同様な案内が有りました。

http://www.ehdo.go.jp/saitama/kikin/leaflet/101210-22-0506.pdf

 NPOでの就業を目標とした職業訓練だと思うのですが、昨今のニーズを如実に反映しているのかなと思いました。いずれにしましても、成功を祈念します。

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2010年11月28日 (日)

地域リハケアネットワーク、地域のパワー

 不勉強にして知らなかったのですが、このような組織が存在しているのですね。

 http://www.kaigo-guide.com/item/24120

 地元でもケアホームが新設されたり、地元経営による高齢者福祉施設が開設されたりしていて、福祉分野は次第に注目を集めているように思います。少子化の影響で先行きが不透明な「児童福祉」の分野よりも、高齢者福祉や障がい者福祉の方が「ビジネス」としては成立しやすいといった事情も有るのでしょうか。ふじみ野市の高齢化率が最近になって20%を超過したという話も見聞しています。街も人も「歳を取る」ので、対応が必要だと思います。

 ところで、このような活動が存在する事を知らせる「地域メディア戦略」という物が、ふじみ野エリアにおいてはどうなっているのかも、良くわからないです。インターネットの「地域ポータル」を運営する試みも過去に何度か有ったと思うのですが、それを何10年間も安定して運営するには組織的な対応が必要ですし(個人でとても手におえる物ではない)、地域メディアの分野における老舗と言える「CATV」(ケーブルテレビ)や「コミュニティ放送」(コミュニティFM)や「ミニコミ誌」等に対する扱いもふじみ野エリアにおいてははっきりしないなど、「地域のパワー」を発揮させる取り組みは当地ではかなり物足りないです。USTREAMやニコニコ動画(ニコニコ生放送)についても、ふじみ野をテーマにした物が有るのか探したのですが、なかなか発見できないです。

 当地は近年では「埼玉都民」が多い土地柄ですし(元は農村地帯でしたが、急速に都市化した)、毎日の通勤・通学で「東京との格差」を目の当たりに見せ付けられているだけで、ふじみ野には親近感が無く、シラケ状態になってしまっているのでしょうか。会社を定年退職して「地元デビュー」する埼玉都民が増えない限りは、「地元パワーの充実」というのは改善されない問題なのかな?と私は思いました。

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2010年9月11日 (土)

ケアホーム開設予定

 長期間放置されていた「ダイワリース」の営業所跡(リズム近く)なのですが、現地案内を見たところ「ケアホーム」として改装工事中のようです。障がい者福祉施設の一種かと思います。

 当地において、障がい者と地域社会がうまく共生できるか、問われていると思います。下記が運営団体のようです。(法人格による運営のようです。)

 http://www.kcc.or.jp/

 この法人では本格的な入所施設を別に持っているようなので(三芳町内)、リズム近くの物は簡易な作業場、自立支援施設のような物になるのかな?と推察したのですが、まだ運営の詳細がわかっていません。24時間連続運営のようなので、簡易な入所施設を備える事になるのだと思われます。

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2010年7月22日 (木)

ABC保育園 (アイムプラザ)

 引き続きアイムプラザ関連の話ですが、3Fの「ABC保育園」が撤退済みになっているのに気がつきました。ここは長時間保育が可能でしたから、人によりましては重要な存在だったと思うのですが、無くなった理由は良くわからないです。どこか他の場所に移転したのでしょうか。

 保育園ですが、地域によりましては「24時間対応」の施設も存在するようですね。

 アイムプラザの該当スペースは、現在は改装工事中になっていました。次のテナントが何になるかは、まだ情報が有りません。

 駅前では、とりあえずは空床を埋める努力をしているようなので、空床放置状態に近い「リズム」とは、かなりの差が有ると思います。同じふじみ野エリアの中でも、それだけの大差がつきました。商業・業務機能のふじみ野エリア内での再配置、リエンジニアリングという課題を、あらためて考えました。「立地条件が悪い」というのは、基本的に駄目な事なのですね。

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2010年7月 7日 (水)

市内循環バスの路線変更 (ふじみ野市)

 2010年7月1日から、ふじみ野市の市内循環バスの運行が市内全体に拡大されたようなので、公式ページを紹介します。

http://www.city.fujimino.saitama.jp/help/bus/index.html

 第一印象は「これは全く使えないバス路線である」という事です。運行本数が少なすぎで、これは過疎地(条件不利地)のバスよりも本数が少ないです。東京近郊都市において、これでは一体誰が利用するバスなのだろうか?と私は思いました。「空気バス」になる事が、最初から約束されている施策(まさに税金の無駄づかい)のように私からは見えてしまうのですが。交通弱者に対しては、「タクシー料金の補助」などの方が、より便利になるように思えます。運行委託をしているのがどのバス事業者なのか不明ですが、1社独占にするのは良くないですね。複数社に業務委託をして、競争させないといけないと思うのですが。(そうしないと、納税者から にらまれる可能性が有ると思います。地元の中小バス事業者も入っていれば、ベターかと思います。)

 かなり成功していると思われる、武蔵野市の「ムーバス」の例を出しますが、これと比較をすると どのように駄目なのかは、歴然としていると思います。(運行頻度、路線の充実度、輸送実績、その他)

http://www.city.musashino.lg.jp/cms/guide/menu/m0418.html

 コミュニティバスの類は、税金のみならず沿道にある商店がスポンサーになって運行費用を出すとか(見返りとしてその商店のまん前にバス停を設置するとか、広告を出すとか)、色々な工夫を重ねてやっと運行されている地域が多いと見聞しています。まさに「街おこしのノウハウ」が集積される分野だと思うのです。主に、運営資金集めの方策ですね。当地のノウハウが、過疎地よりも劣るようでは困ると私は考えています。

 役に立たないようであれば、交通弱者は近所でマイカーを持っている方が乗せてあげるとか、そのような方法しか無くなって来ると思います。高齢化して、自分でマイカーを運転できなくなるような時にこの状態のままでは、ちょっと困ると思います。当地ふじみ野に住み続ける事が困難になると思うのです。外出困難になってしまうのですから。

 良くなったのは、「ふじみ野駅に乗り入れるようになった」といった点が有りますが、あまりにも運行本数が少ないので、そのような改善も帳消し、あるいはそれ以下の結果だと私は思います。

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2010年3月17日 (水)

点字ブロックの交換工事

 ふじみ野駅構内で見かけたのですが、点字ブロックの交換工事が実施されておりました。交換する物ですが、「鮮やかな黄色」のブロックになっており、これでやっと本来の姿になったという感想です。

 点字ブロックなのですが、地色と同じで目立たない灰色とか茶色の物が敷設されている場合が有ると思うのですが、点字ブロックを眼で追って歩く「弱視」の方もおられるので、黄色以外の物を敷設されると役立たないのでは?と私は考えていました。病気やケガ等の影響で健康だった人が「弱視」になる可能性も有るので、従来のままでは困ると私は考えていた訳です。

 駅前の富士見市が管理していると思われる部分は まだ交換されていないので、その部分も対応される事が街全体の施策の一貫性という点では望ましいと思います。

 これで ふじみ野の街の「バリアフリー化」が、また一歩前進したと思います。このような都市のインフラは、関係する方の意見を良く確認してから整備して欲しいなと思いました。

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2009年9月 7日 (月)

介護・福祉系のサービス

 最近なのですが、ふじみ野エリアでも「介護車両」が走行しているのをかなり見かけるようになり、各種福祉施設(老人福祉施設、デイケアセンター等)も次第に増えて来たような気がします。また介護・福祉関係の求人が、かなり多いような印象なのですが。これは、介護保険制度が出来てから、このような傾向が強まったように思います。(仕事がきつそうなのですが、給料が安いので驚くのですが。)

 「街も自分も歳を取る」という問題は、誰にでも公平に訪れる問題だと思うのですが、この方面も少しチェックしてみようかと思っています。

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