新大阪駅の大規模改修工事
本日は、ちょっと遠隔地の話です。
昨日、久しぶりに関西方面に出かけたのですが、新大阪駅では盛んにホーム増設工事や駅構内改修工事を行っていました。このような工事を行っている理由を少し調べたのですが、どうやら九州新幹線(鹿児島ルート)の全線開業に備えた工事のようです。
九州新幹線の直通列車は東京までやって来る事はありませんが(東海道新幹線の過密ダイヤなどが影響している)、新大阪までは やって来る予定になっています。そのために、列車回数や乗客数の増加に対応するため、このような改修工事を行っているのだと思われます。ホームを増設している箇所なのですが、どうやら以前に「阪急新大阪線」が乗り入れるのではないか?と言われていた箇所が使われているようなので、阪急電車の新大阪乗り入れという話はほぼ無くなり、現在の阪急京都線の南方(みなみかた)経由のルートのままで残るのだろうと思います。
JR九州の列車には「豪華車両」が多いのですが、そのような「個性的で優雅な列車」が東京までやって来る事はなかなか無いようですね。経済的な効率性を追求する東京や東海道新幹線の姿が、こんな所にも現れていると思います。最近の東海道新幹線の列車には、売店やビュフェ(ビストロ)すら無いので、閉口するのですが。100系新幹線の頃と比較をして、かなり「ゆとり」が無くなったような印象です。大量の通勤客をさばくのに懸命な東京の通勤電車の姿とも、二重写しになって見えています。こんなに混雑の激しい鉄道は、日本の他の地域にはあまり無いのですよね。東京には、ちょっと人が多すぎるという話でもあるようなのですが。
あと団体専用列車のスジで走る列車に乗車したのですが、「のぞみ」に追い越される回数がかなり増えてしまい(新横浜駅や小田原駅での追い越しが発生していました。)、団体専用列車は足がかなり遅くなってしまったようです。2010年3月13日改正で、そのようなスジになった模様なのですが。一般列車の「こだま」や「ひかり」でも、同様だろうと思います。明らかに「のぞみ」最優先ダイヤになったと思います。300系新幹線で早朝・夜間だけに「のぞみ」が設定されていた時代と比較をしますと、大変な違いだと思います。
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